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[ PRESS RELEASE ]
2002-0290
平成14年12月24日
株式会社富士通研究所

IDC関連ソリューションを技術面から支援するIDCラボを設立

株式会社富士通研究所(社長:藤崎道雄、本社:川崎市)は、急成長している富士通のIDC(インターネットデータセンタ)関連ビジネスを技術面から支援するためのIDCラボを11月1日に設立し、このたび本格運用を開始いたしました。

IDCラボでは、富士通が提唱するサーバ、ストレージ、ネットワークを有機的に連携する新プラットフォームコンセプト「TRIOLE(トリオーレ)」に基づいた新製品の開発を行うとともに、IDCに必要とされる性能や拡張性、信頼性、運用性などについて、高度なSLA(Service Level Agreement)実現のための検証と研究開発を行います。

富士通グループでは、ここでの成果を基に、お客様にいち早く高度なIDC関連ソリューションを提供していきます。

【設立の背景】

近年の情報システムでは、特定のベンダに依存しないオープンシステム化が拡大しており、ネットワークやコンピュータシステムは複雑さを増しています。また、特定のサービスだけを利用するASP(Application Service Provider)やストレージだけを利用するSSP(Storage Service Provider)など、アウトソーシングの形態も多様化しています。したがって、近年の情報システムは、お客様のビジネス規模の拡大に合せて性能を保証できる拡張性や24時間365日止まらない高信頼を実現する運用性が重要な課題となっています。

これらの課題を解決するため、IDCラボでは、自律機能を持つオーガニックサーバの研究やサーバ、ストレージ、ネットワークの有機的な連携技術などの研究を行う予定です。

【IDCラボの概要】

  • 所在地
    神奈川県川崎市中原区上小田中4-1-1 株式会社富士通研究所内
  • 敷地面積
    約100平方メートル
  • 主な研究テーマ
    ・ オーガニックサーバの自律制御機能と運用技術
    ・ ペタバイト(1012バイト)規模の高信頼自律ストレージ
    ・ オンデマンドでのITリソースの動的配置技術
    ・ ブロードバンド接続された複数データセンタの運用管理技術
    ・ IPv6を含むTCP/IPの高速通信技術
    ・ IDCシステムの性能分析・計測技術
    ・ 利用者のサービス要求レベルに合せてITリソースを最適に割当てるグリッド技術
  • 主な設備
    ・ UNIXサーバ(PRIMEPOWER2000など)
    ・ IAサーバ(PRIMERGYなど)
    ・ オーガニックサーバ
    ・ 自律ストレージ
    ・ SANストレージ(ETERNUSなど)
    ・ 負荷分散装置(IPCOM 1000)
    ・ 性能評価テストベッド
    ・ WANシミュレータなどのネットワーク設備

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以 上

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