[ PRESS RELEASE ] |
2002-0253
平成14年11月5日
富士通株式会社 |
No.184 |
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IAサーバ「PRIMERGY」高性能4WAYサーバを販売開始
〜インテル社製 最新CPU「インテル®XeonTMプロセッサMP 2.0GHz/1.9GHz」を搭載〜
当社はこのほど、IA(Intel® Architecture)サーバ「PRIMERGY(プライマジー)」において、インテル社製最新CPU「インテル®XeonTMプロセッサMP 2.0GHz/1.9GHz」を搭載した4WAYミッドレンジサーバ「PRIMERGY H450(ペディスタルモデル)」と、「PRIMERGY R450(ラックマウントモデル)」の2機種4モデルを開発し、11月5日より販売開始いたします。
新製品は、企業や自治体の基幹システムや官公庁の社会システムなどに求められる高性能、高信頼なシステム構築に最適なサーバです。
本製品は、CPU動作周波数を向上し、大容量キャッシュメモリを搭載した最新CPU「インテル®XeonTMプロセッサMP 2.0GHz/1.9GHz」を採用したことにより、データ処理スピードが、従来製品(*1)に比べ約40%の高速化を実現しました。
さらに、万が一メモリにエラーが発生しても、OSを再起動することなく、システムの
継続稼働を可能とする「スペアメモリ機能」を備え、一層の高信頼化を図りました。
また、従来製品同様に、サーバ電源の操作(起動・停止)や、システムダウンなどの状態をシステム管理者へ通知する「リモートサービス機能」を搭載し、冷却ファン、電源ユニット(*2)を二重化しています。さらに、ハードディスクは故障時にシステムを止めることなく、故障部分の交換が可能な活性保守に対応しています。
今回、高信頼基幹システムに最適なOS「Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server」(*3)、または「Red Hat Linux Advanced Server 2.1」(*4)をバンドルし、ハードディスクをアレイ構成(RAID5)(*5)にした「アレイタイプ」を提供します。
【出荷時期】 平成14年12月16日より
【標準価格(税別)】
- 「PRIMERGY H450」(4WAY、ペディスタル、512MBメモリ)
-
・インテル®XeonTM プロセッサMP 1.9GHz×1 | : | 145万円より |
・インテル®XeonTM プロセッサMP 2.0GHz×1 | : | 205万円より |
- 「PRIMERGY R450」(4WAY、ラックマウント(4U)、512MBメモリ)
-
・インテル®XeonTM プロセッサMP 1.9GHz×1 | : | 143万円より |
・インテル®XeonTM プロセッサMP 2.0GHz×1 | : | 203万円より |
【用語解説】
- (*1) 従来製品:
- インテル®XeonTMプロセッサMP 1.6GHz/1.5GHz搭載モデル
- (*2) 電源ユニット:
- オプション搭載時
- (*3) 「Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server」:
-
マイクロソフト株式会社が提供するクラスタサービス、ネットワーク負荷分散などの機能を標準装備し、信頼性・可用性に優れた高性能OS
- (*4) 「Red Hat Linux Advanced Server 2.1」:
-
レッドハット株式会社が提供するLinuxを利用した高信頼基幹システムの構築に最適なOS
- (*5) RAID5:
-
複数のハードディスクにデータを分散して書き込むことにより、ハードディスクの故障に対するデータの保全性を高める記憶方式
【商標について】
- 記載されている会社名・製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。
以 上
【添付資料】
[新商品の特長]
- インテル社最新CPU「インテル®XeonTM プロセッサMP 2.0GHz/1.9GHz」を搭載し、高信頼性機能を標準装備
- インテル社最新CPU「インテル® XeonTM プロセッサMP 2.0GHz/1.9GHz」を搭載し、最大4WAYまで拡張が可能。
- 1つのプロセッサを論理的に2つのプロセッサとして動作させる「ハイパー・スレッディング・テクノロジ」の採用により、プロセッサの効率的な利用を可能とし、処理性能の向上を実現。
- 「スペアメモリ機能」により、エラー発生したメモリ内に格納されたデータをスペア用メモリに復元後、OSを再起動することなくエラー発生部分を切り離し、システムの継続稼働が可能。
- CPUから独立して動作するサーバ監視機能「リモートサービス機能」を標準搭載することにより、サーバ電源の操作(起動・停止)や、ハードウェアの状態監視を行うことが可能。監視情報は、専用のサーバ監視ソフトウェア「ServerView」にて管理され、リモート通報機能の利用により、システムダウン等のシステム状態をサーバ管理者に自動通報することも可能。
- 高信頼・高可用性に優れ、あらゆるビジネスの基幹システム構築を実現する「Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server」をバンドルしたアレイタイプを提供
- ディスクアレイ構成(RAID5)により、高い信頼性を実現する「アレイタイプ」に、クラスタサービス、ネットワーク負荷分散などの機能を標準装備し、信頼性・可用性に優れた「Microsoft® Windows® 2000 Advanced Server」をバンドルしたタイプを提供。
- Linuxによる基幹システムを実現する「Red Hat Linux Advanced Server 2.1」をバンドルしたアレイタイプを提供
- 「Red Hat Linux Advanced Server 2.1」にシステム運用機能(トラブル時の原因究明機能、性能解析機能)を追加し、Linuxによる高い信頼性・可用性に優れた基幹システムを実現する「Linuxサービスバンドル(*)・アレイタイプ」を提供。
- (*)
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OSのインストール作業をお客様に代わって行った後に、お客様ご指定の設置場所に納品する「インストール代行サービス」をバンドルしたタイプ。
関連リンク
- 製品写真 JPEG 109KB
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