大学のポータルサイトを短期間で構築する「Campusmate/Portal」新発売

当社は、国内で初めて大学向けポータルサイト(*1)の構築用パッケージソフト「Campusmate/Portal」(キャンパスメイト／ポータル)を、9月30日より販売開始します。

当製品は、(株)富士通徳島システムエンジニアリングが開発したもので、簡単かつ短期間でポータルサイトを構築できます。これにより、学務部門や図書部門、就職部門などのさまざまな部門が運用・管理する既存システムと連携することで、大学内のさまざまな情報やサービスを統合管理し、学生サービスの向上および業務の効率化を図ることができます。

価格は400万円、今後3年間で150本を販売する予定です。

当製品をご利用いただくことにより、学生は、パソコンや携帯電話を利用してポータルサイトにアクセスし、休講や時間割変更、履修・成績、図書貸出情報、就職検索などの情報やサービスをワンストップで受けることができ、教職員は教職員ポータルサイトから成績処理や参照などが可能になり事務処理が軽減できます。さらに、個人宛の伝言やゼミ・サークル内の事務連絡、ディスカッションなど時間や場所に制限されないコミュニケーションが可能になります。

当製品は、ネットワークサービスを通じて大学経営を支援する当社の大学向け統合ソリューションコンセプト「@Campus」(アットキャンパス) (*2)構想の主要製品となります。今後さらに、各種の大学向け製品やサービスとの連携機能を拡充してまいります。

本製品の特長は以下の通りです。

ポータルサイト機能

ポータルサイトの画面構成やメニュー内容は、学生や教職員ごとに利用しやすいようにカスタマイズでき、学生は、休講や時間割変更、呼出しなど、従来、学内でさまざまな場所に貼り出されていた情報をワンストップでいつでもどこでも入手が可能になります。また、事務、図書館等のシステムと連携することにより、履修・成績や図書貸出情報、就職検索などのサービスをワンストップで学生に提供することができ、さらに成績処理・参照機能などにより事務処理が軽減できます。

掲示板機能

休講や時間割変更、呼び出しなどをポータルサイトに登録することにより、紙に伝達事項を書き、貼り出す従来の手間が省けます。学生はパソコンや携帯電話、KIOSK端末からいつでもどこでも掲示情報にアクセスできます。

コミュニティ機能

個人宛の伝言機能では、情報発信者は相手が受信したかどうかの確認ができ、確実な情報伝達が可能です。さらに、さまざまなテーマの会議室をアクセス権限に基づいてポータル上に開設でき、学生同士、教員同士、職員同士といったグループが時間の制約にとらわれずにいつでもコミュニケーションを図ることが可能となります。

【販売価格】

・Campusmate/Portal（サーバ基本製品）	400万円(税別)
・Campusmate/Portal Terminal（PDP／KIOSK端末表示用オプション製品）	20万円(税別)

【販売目標】

3年間で150本 (Campusmate/Portalのみ)

【動作環境】

適用OS

・サーバ： Solaris／Linux／Windows2000
・クライアント：MS-Windows95以降で、IE5.5SP2以降、Netscape6.2以降

【注釈】

*1：ポータルサイト[portal site]: ポータルは「玄関」を意味し、ポータルサイトはインターネットでWebページを見る際に、最初に入るWebサイトです。
*2：@Campus: 富士通が提唱する大学向け製品の総合コンセプトです。学内に存在するすべてのデータをデジタル化し、ネットワークを通じてサービスを提供することにより、大学経営の効率化や快適で魅力的な社会に開かれた智の先導者としての大学づくりへの支援を目指すものです。

【商標について】

記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

以上

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。