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[ PRESS RELEASE ] 2002-0187
平成14年7月29日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.0157
プロダクト

「Softek」統合ストレージ管理ソフトウェア販売開始

〜 マルチベンダのストレージを効率的に管理 〜

当社はこのほど、ストレージシステムビジネスを強化するために、ストレージ管理ソフトウェアの製品体系を一新し、統合ストレージ管理ソフトウェア「Softek (ソフテック)」として、7月29日より販売を開始いたします。

「Softek」は、『Simplifying Data Storage』をキーワードとし、グローバルにビジネスを展開する戦略ソフトウェアです。マルチベンダのストレージ環境全体の利用率を向上し、統合管理と自動化を行うことで、投資効果を上げます。TCO(Total Cost of Ownership)の削減、可用性の向上による業務ダウンタイムの削減、災害などにも対応したデータ保全を実現します。

当社は、「Softek」をストレージシステム製品群「ETERNUS(エターナス)」と組み合わせ、トータルなストレージソリューションとして、お客様に提供します。
加えて、米国の先進ユーザの要件を反映し、マルチベンダのストレージに対応する「Softek」の特長を活かして、ソフトウェア単体のプロダクトビジネスも推進し、他メーカのストレージ製品向けにも販売します。

「Softek」は、3つのストレージ管理分野『ストレージ資源管理』『ストレージインフラ』『ストレージデータ管理』を、『Softek マネージメント・ファウンデーション』で統合します。これにより、「Softek」は、マルチベンダストレージ環境において、各ストレージ管理分野の横断的な自動化/集中管理/レポーティングなどを実現します。
  • 『ストレージ資源管理』と『ストレージインフラ』を組み合わせることにより、ストレージ資源の利用率を向上します。例えば、現在のストレージ平均利用率(30%〜40%)を、80%に向上することができます。
  • 大規模かつ複雑なSAN(Storage Area Network)の構成や性能、障害を容易に管理することができます。これにより、SANの性能劣化やトラブルを未然に防ぐとともに、障害の迅速な復旧を支援します。
  • 高速バックアップソリューションにより、バックアップのための業務停止時間を数時間から数秒に短縮します。また、業務の稼動中にデータの移行が行えます。これらにより、データ保全や移行作業による業務のダウンタイムを短縮します。

以下は、3つのストレージ管理分野と提供する製品および製品概要です。

『ストレージ資源管理』
「Softek Storage Manager(ソフテック ストレージ マネージャ)」
マルチベンダのストレージの使用状況を管理する機能を提供します。
「Softek SANView(ソフテック サンビュー)
マルチベンダのSAN環境の構成、障害、性能管理機能を提供します。

『ストレージインフラ』
「Softek Virtualization(ソフテック バーチャリゼーション)」
データセンタ全体のストレージの使用量を最適化する、仮想ストレージ機能を提供します。
「Softek TDMF Open Systems Edition(ソフテック TDMF オープン システムズ エディション)」
ストレージに依存しないデータ・レプリケーション(複製)機能を提供します。

『ストレージデータ管理』
「Softek AdvancedCopy Manager(ソフテック アドバンストコピー マネージャ)」
「ETERNUS GR series」と組み合わせて、高速バックアップとリストア及び、レプリケーション管理機能を提供します。
なお、当社は、「Softek」を、プラットフォームコンセプト「TRIOLE(トリオーレ)」のプラットフォームインテグレーションを実現するソフトウェアとして位置付けております。

【製品の標準価格(税別)、出荷開始時期】

「Softek Storage Manager」320万円より、2002年10月下旬より
「Softek SANView」225万円より、2002年10月下旬より
「Softek Virtualization」185万円より、2002年10月下旬より
「Softek TDMF Open Systems Edition」70万円より、2002年 7月29日より
「Softek AdvancedCopy Manager」100万円より、2002年10月下旬より

【製品の販売目標】

今後3年間で、ワールドワイドで、5万本の販売を計画しております。

【「Softek」のグローバルな開発体制】

富士通と富士通ソフトウェア・テクノロジの約400人のエンジニアが、富士通のノウハウと米国の先進ユーザの要件を反映しソフトウェアを開発しています。
日本と米国にマルチベンダ環境の検証センタを設置し、各社のサーバ、ストレージの組み合わせによる接続と動作検証を実施しています。
米国を中心に約150人のCIO(Chief Information Officer)やストレージ管理者などからヒアリングした、ストレージ管理に関する要件をもとに、製品の企画・設計を実施しています。

日本:
2002年4月にストレージ管理ソフトウェア開発部隊をファイルシステム事業本部に結集し、開発を推進しています。
米国:
2001年3月に富士通ソフトウェア・テクノロジ(Fujitsu Software Technology Corporation:FSTC)を設立し、ストレージを管理するソフトウェアの開発と販売を行っています。

【商標について】

●記載されている会社名・製品名などの固有名詞は各社の商標または登録商標です。

【添付資料】

以 上




製品情報ホームページ http://storage-system.fujitsu.com/

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。

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