 |
| [ PRESS RELEASE ] |
2002-0179
平成14年7月17日
富士通株式会社 |
|
最大60GBの大容量2.5型磁気ディスク装置 新発売
〜 デジタル家電からモバイル機器まであらゆる用途に対応 〜
富士通は、最大容量が60ギガバイト(GB,ギガは10億)の2.5型磁気ディスク装置（HDD）「MHSシリーズ」を開発し、国内は富士通コワーコ株式会社より、海外においては当社の各海外拠点を通じて販売を開始いたします。
本製品は、2.5型HDDでは世界最高（2002年7月17日現在）の、平方センチあたり8.246ギガビットの面記録密度を実現し、ディスク1枚あたり30GB、最大60GBの大容量HDDです。
本製品の特長は、以下の通りです。
- 2.5型HDDで最大容量60GBを実現。
面記録密度を8.246ギガビット/平方センチ（53.2ギガビット/平方インチ）まで高密度化することで、ディスク1枚あたり30GB、装置あたり最大60GB（ディスク2枚構成）の大容量を実現しています。
（30GB、40GB、60GBの3機種をラインナップ）
- FDBモータ(*1)を全機種に標準採用。
FDBモータの標準採用により、従来のボールベアリングモータ使用に比べ、静音性、耐衝撃性、耐久性に非常に優れており、高性能、高信頼性を実現しています。
- 100メガバイトの高速データ転送が可能。
標準規格であるATA-6のULTRA DMAインターフェースを採用しています。
これにより、ディスク装置とワークステーションなどとの間で、最大毎秒100メガバイトのデータ転送を実現しています。
60GBタイプHDDは、音楽CD約900枚分(MP3( *2))圧縮したCD1枚あたり65MB換算）、DVD映画約15本分（DVD映画1本あたり4GB換算）、電子メール約120万通分(1メールあたり50KB換算)、デジタル写真60,000枚(1枚あたり1MB換算)に相当します。 本製品は、ノートPCをはじめ、デジタル家電からポータブルHDDサブシステム、MP3プレーヤーといったモバイル機器に至るまで、幅広い分野でご使用いただけます。
【サンプル出荷時期】 平成14年7月より順次出荷開始
- 【用語説明】
- *1：FDBモータ
- 粘性のあるオイルによる流体軸受け(FDB)を回転保持部として用いるモータです。金属製のボールベアリングモータに比べ回転軸のブレが少なく、ヘッドの位置決め精度が高いため、データの読みこみと書きこみの性能を向上させる事が可能です。また、金属同士の接触による摩擦が無いため、静音性、耐衝撃性、耐久性に非常に優れています。FDBは、Fluid Dynamic Bearing(流体軸受け)の略です。
- *2：MP3
- ISO（国際標準化機構）とIEC（国際電機標準会議）が制定している動画圧縮技術方式で、MPEG Audio Layer-3の略です。
【商標について】
●記載されている製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
【添付資料】
以 上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
|
