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[ PRESS RELEASE ] |
2002-0118
平成14年5月23日
富士通株式会社 |
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最大容量147GBの高性能・高信頼性 3.5インチ 磁気ディスク装置 新発売
〜毎分1万5千回転の新シリーズも販売開始〜
当社はこのほど、毎分1万回転1インチ厚で最大容量が147ギガバイト(GB、ギガは10億)の3.5インチ磁気ディスク装置(HDD)「MAPシリーズ」と、毎分1万5千回転1インチ厚で最大容量が73.5GBのHDD「MASシリーズ」を開発し、国内では富士通コワーコ株式会社より、海外においては当社の海外拠点を通じて、OEM市場向けに販売を開始いたします。
当社の高性能・高信頼性3.5インチHDDは、サーバやRAIDなどを製造、販売するお客様に大変ご好評をいただいており、2001年第3四半期からエンタープライズ向けHDD( *1) 世界市場シェア第2位( *2)の出荷実績となっております。
今回の新シリーズは、大容量のデータ蓄積に加えて、高速トランザクション処理が求められるワークステーションや、RAIDなどに最適なHDDとしてご利用いただけます。
【MAPシリーズの特長】
- 1インチ厚で最大容量147GBを実現。
- Ultra 320 SCSI、Fiber Channel 2インターフェースに対応。
- 最大内部データ転送速度 毎秒107メガバイト(MB、メガは100万)を実現。
(当社の従来機種に比べ25%向上)
- 低騒音設計。特に、最高容量帯ではFDBモータ(流体軸受けモータ)の採用により
低騒音を実現。
- 36GB、73GB、147GBの3機種をラインナップ。
【MASシリーズの特長】
- 1インチ厚で最大容量73.5GBを実現。
- Ultra 320 SCSIに対応。
- 最大内部データ転送速度 毎秒114MBを実現。(当社の従来機種に比べ28%向上)
- 低騒音設計。全ての容量帯でFDBモータ(流体軸受けモータ)を採用したことにより低騒音を実現。
- 平均回転待ち時間が「MAPシリーズ」と比較して、約33%の短縮が可能であり、高性能アプリケーションに最適。
- 18GB、36GB、73GBの3機種をラインナップ。
- 【OEMサンプル出荷時期】
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「MAPシリーズ」 | :2002年7月より順次サンプル出荷開始 |
「MASシリーズ」 | :2002年9月より順次サンプル出荷開始 |
- 【販売目標】
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今後1年間で、「MAPシリーズ」600万台、「MASシリーズ」200万台の販売を予定しております。
- 【注釈】
- *1
- 主にRAID、サーバなど高機能装置に使用されるSCSI、FC、SSAインタフェースを有する3.5インチHDD。
- *2
- 出典:ガートナー データクエスト "Infinitely Self-Similar, Never the Same: Hard Disk Drive Markets", John Monroe, 9 April 2002 , GJ02168
【商標について】
- 記載されている製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以 上
プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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