このほど、当社情報グループのHDD製造子会社である富士通タイランド(FTC)は、Western Digital社(WD社)に、一部の土地、建屋、設備を売却することに合意致しました。

これは8月20日に発表した当社グループの構造改革に基づき、デスクトップ市場から撤退し、高い成長の望めるモバイル、エンタープライズ市場に集中するという戦略によって不要となった一部の資産を売却するもので、同時に、WD社はFTCの従業員約1100名を当社から継続雇用いたします。

FTCは、不要資産の売却とともに、現在のタイにおける経済状況、雇用状況から考えて、従業員の解雇を最小限に留め、地域経済への影響を減らすことを優先すべきであるという判断のもとに本件の合意を決定いたしました。

FTCは、今後も引き続き高い成長の期待できるモバイル向けHDDの製造に特化し、高品質、高性能の製品を市場に供給してまいります。