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[ PRESS RELEASE ] 2001-0214
平成13年10月29日
富士通株式会社
株式会社富士通研究所

世界初、InfiniBand(TM)技術を採用した
HPC向けLinuxクラスタのシステム構築に成功


富士通株式会社(以下、富士通)および株式会社富士通研究所(社長:藤崎道雄 本社:川崎市)は、世界で初めて科学技術計算分野用のアプリケーションまで含めて、超高速インタコネクト「InfiniBand(TM)」技術(*1)を採用したHPC(High Performance Computer(Computing))分野向けLinuxクラスタ(*2)システム構築に成功いたしました。
この技術を用いると、バイオテクノロジー、流体解析、構造解析等の計算性能が要求される分野で高いコストパフォーマンスを実現するシステムの構築が期待できます。

今回構築に成功したシステムは、富士通IAサーバ「PRIMERGY」16台(32CPU)をプラットフォームとして採用しました。サーバ間をつなぐインタコネクトには、Intel Corporation、IBM、富士通等が参加する「InfiniBand (SM) Trade Association」(*1)が標準化を推進する、データ転送速度2.5Gbpsを実現した「InfiniBand(TM)」技術を採用しました。またクラスタソフトウェアには、「新情報処理開発機構(RWCP)」(*3)の開発成果物で、クラスタシステム用に最適化された高性能通信プロトコルを搭載した「SCore(エスコア)」(*4)を使用しました。「InfiniBand(TM)」技術と「SCore(エスコア)」の組合せにより、高い計算性能とコストパフォーマンスの両立が期待できます。

【構築に成功したシステム構成】

ハードウェアPRIMERGY TS225 ×16台 計32CPU
(CPU:Intel® Pentium®lll 933MHz×2,メモリ:512MB)
InfiniBand(TM)仕様 Host Channel Adapter
InfiniBand(TM)仕様 Switch
クラスタソフトウェアSCore(エスコア)
コンパイラParallel Fortran(*5)
アプリケーションAMBER(*6)

今回のシステム構築に使用した上表のInfiniBand(TM)仕様機器(評価版)はIntel Corporationより、AMBERのデモンストレーションプログラムならびにSCoreの各ソフトウェアは「新情報処理開発機構(RWCP)」よりご提供いただきました。

■Intel Corporationからのコメント
InfiniBandテクノロジに対応したインテル・ベースのサーバは、企業向けコンピューティング、特にハイエンドのクラスタリング・アプリケーションにおいて多大な利点を提供します。インテルは、富士通のハイエンド・クラスタリング・システムへの取り組みにより、インテル・ベースのサーバに対して、より広範なアプリケーションが提供されることを歓迎いたします。

インテル コーポレーション
副社長 兼 エンタープライズ・プラットフォーム事業本部長
マイク・フィスター氏
なお、本システムは「サイエンティフィック・システム研究会」(*7)主催の「HPCミーティング2001」(平成13年11月1日〜2日、神戸ベイシェラトン ホテル&タワーズ)にてデモ展示を行う予定です。

【用語説明】
*1 InfiniBand技術, InfiniBand (SM) Trade Association
「InfiniBand」技術は、複数のコンピュータを接続し、2.5Gbpsの高速接続を可能にした次世代I/O仕様。「InfiniBand (SM) Trade Association」が提唱。

「InfiniBand (SM) Trade Association」は、Compaq, Dell, Hewlett-Packard, IBM, Intel, Microsoft, Sun Microsystemsが設立した団体。富士通グループもFujitsu Siemens ComputersがSponsoring Member Companyとして、富士通がMember Companyとして参加。
*2 Linuxクラスタ
数台から数千台のIAサーバを接続したLinuxベースの並列分散処理PCクラスタシステム
*3 新情報処理開発機構(RWCP)
「新情報処理開発機構(RWCP)」は、経済産業省のReal World Computing(RWC)プロジェクトを推進する技術研究組合。
*4 SCore
「SCore」は、「新情報処理開発機構」の開発成果物で、RWCPつくば研究センターで開発されたクラスタシステムソフトウェア。
*5 Parallel Fortranコンパイラ
Intel社IA-32アーキテクチャ互換CPU上で動作するLinux対応並列計算用Fortranコンパイラ。最新ANSI準拠のLinux対応並列計算用コンパイラ製品「Parallel Fortran&C Package」に含まれる。
●「Parallel Fortran&C Package」に関するお問い合わせ先
(株)富士通九州システムエンジニアリング 開発部 第二システム課
Fortran&C販売担当 (092)852-3126(直通)/fort-c@linux.fqs.co.jp
*6 AMBER
University of California, San Francisco の Dr. Peter Kollman らによって開発された、生体分子向けの分子動力学計算パッケージ。 SCore 上への移植と表示部の作成は RWCP が実施。
http://software.fujitsu.com/jp/amber/ (富士通のAMBERに関するWeb)
*7 サイエンティフィック・システム研究会
富士通が事務局を務め、大学、研究所などの科学技術分野のコンピュータ利用機関がコンピュータ・サイエンスに関する技術情報の交換や問題解決のためのディスカッションを行う会員制の研究会
【商標】
  • InfiniBandはInfiniBand (SM) Trade Associationの商標またはService Markです。
  • インテル、Intel、Pentiumは米国および他の国におけるインテルコーポレーションおよび子会社の登録商標または商標です。
  • Linuxは、Linus Torvalds氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
  • その他の会社名/製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

以 上

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