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[ PRESS RELEASE ] 2001-0180
平成13年10月1日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.048
プロダクト


世界初!! ベアドライブでUSB 2.0を採用した
『GIGAMOドライブ』新発売

〜著作権保護機能も提供し、ブロードバンド・インターネットに最適〜

GIGAMOドライブ


当社はこのほど、ベアドライブでUSB 2.0インタフェースを採用した1.3ギガバイト(GB、ギガは10憶)容量の3.5 型光磁気(MO)ディスク装置『GIGAMOドライブ(*)』を開発し、富士通コワーコ株式会社からOEM市場向けに10月1日より販売を開始いたします。

近年、パソコンと周辺機器をつなぐ手軽なインタフェースとしてUSB 1.1が急速に普及しています。しかし、USB 1.1の転送速度の範囲では『GIGAMOドライブ』の持つ性能を充分に発揮することができませんでした。

本装置は、世界で初めてベアドライブでUSB 2.0を採用することにより、『GIGAMOドライブ』の持つデータの読み込みと書き込み性能を最大限に引き出しています。 1.3GBの大容量と最大で毎秒6.7MBの転送速度を実現しながら、デジタルコンテンツの著作権保護を可能にする「メディアID機能」に対応することで、ブロードバンド・インターネットにより提供される、大容量の映像などをこれまで以上に楽しむことができます。

加えて、これまでのUSBインタフェースを採用したMOディスク装置に必須であったATAPIまたはSCSIからUSBへの変換部品が不用となります。これにより、本装置を使用するメーカーは、コンパクトな製品の設計および開発ができます。 また、重量も約410gと軽量化を実現しており、ノートパソコン等と一緒に持ち運ぶといった携帯性にも優れています。

あわせて、同じくUSB 2.0インタフェースを採用した640メガバイト(MB、メガは100万)容量の3.5型MOディスク装置を開発し、同日より富士通コワーコ株式会社からOEM市場向けに販売を開始します。

当社は、これらの装置により、ブロードバンド・インターネットから配信されるデジタル映像をMO媒体に入れて楽しむという、新たなMOのソリューションを推進します。

【OEMサンプル価格】
1.3GB容量の『GIGAMOドライブ』「MCM3130UB」5万円(税別)
640MBのMOディスク装置「MCM3064UB」4万円(税別)

【OEM出荷開始時期】
サンプル平成13年10月1日より
量産平成13年10月中旬より

【販売目標】
USB 2.0を採用したMOディスク装置全体で、今後3年間で250万台

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【「MCM3130UB」、「MCM3064UB」の特長】

1. USB 2.0インタフェースを採用

USB 1.1の転送速度を約40倍向上させたUSB 2.0インタフェースを採用しております。
本装置を、USB 2.0に対応したパソコンと組み合わせることにより、「MCM3130UB」では最大毎秒6.7MB、「MCM3064UB」では最大毎秒5.87MBの転送速度を実現しています。
なお、本装置はUSB 1.1にも対応しているため、USB 1.1のインタフェースのみに対応しているパソコンでもご利用いただけます。

2. 軽量でコンパクトなボディを実現
ATAPIまたはSCSIからの変換ではなく、ベアドライブでUSB 2.0インタフェースを採用したMOディスク装置です。従来必須であった変換部品が不用となるため、本装置を使用するメーカーは、コンパクトな製品の設計および開発ができます。
重量も、これまでの装置に比べ約85%となる約410gと軽量化を実現しており、省スペース化や携帯性にも優れています。

3. 高速なディスク回転数を実現
128MB、230MB、540MB、640MB媒体使用時のディスク回転数を、毎分5,455回転と高速化を実現しています。

4. インターネットコンテンツの著作権を保護するメディアID機能に対応
平成12年9月に発表した、デジタルコンテンツの著作権保護やコンピューターデータのセキュリティを実現する「メディアID機能」を採用しております。

5. MOディスク装置のコンシューマ市場の開拓に向けた第3弾
当社は、MOディスク装置のコンシューマ市場の開拓に向け、昨年9 月に第1弾として「世界最小・最軽量を実現した3.5型MO装置」(製品名:「MCG3064AP」)を発表し、10月には第2弾として「映像を楽しむMOディスク装置」(製品名:「MCK3130SS」)を、発表いたしました。今回の「世界初!! ベアドライブでUSB 2.0を採用した『GIGAMOドライブ』新発売」は、これに続く第3弾となります。

【用語説明】
*:GIGAMOドライブ
富士通とソニー株式会社が共同で開発した1GBを超える大容量3.5型MOのフォーマット規格を採用するディスク装置です。1.3GB規格のみならず、2.3GB規格も策定されております。

【登録商標について】
記載されている製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。

以 上

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製品紹介ホームページ http://mo.fujitsu.com/


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