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[ PRESS RELEASE ] 2001-0179
平成13年9月27日
株式会社富士通研究所

独ハインリッヒ・ヘルツ研究所と超高速光信号処理技術を共同研究

富士通研究所(社長:藤崎道雄、本社:川崎市)は、ドイツのハインリッヒ・ヘルツ研究所(HHI)と、将来の光通信やフォトニックネットワークに必要となる光信号処理技術に関する共同研究を本年9月から本格的に開始しました。本共同研究により、光/電気変換を用いない、光の超高速特性を活かした信号処理の研究を行い、従来の光技術が直面しつつある各種の限界を打ち破る超高速光信号処理技術などの新技術を開発し、5年後の実用化をめざします。

[共同研究の背景]

ブロードバンド・インターネットの時代に対応して、光ファイバ通信の長距離化、大容量化への要望がますます大きくなっています。1本の光ファイバに波長の異なる複数の光を合わせて伝送する波長多重伝送(WDM)方式や光アンプによる中継伝送を用いて、1秒間にTb(テラビット)以上の超大容量光通信システムが実現しつつあります。しかし、一方で従来技術には既に物理的な限界が見え始めており、こうした限界を打破するため、光信号を電気信号に変換することなしに処理可能な各種の光信号処理技術の実現が強く期待されています。
当社は、光通信分野の基礎研究を独自に行う一方、先行・基礎研究分野の強化を図るため、4月2日に設立した株式会社欧州富士通研究所(社長:津田俊隆、英国ヘイズパーク)の活動の一環として、欧州の優秀な研究機関であるHHIと提携して、光信号処理の共同研究を行ってまいります。

[共同研究の意義]

本共同研究は、富士通研とHHIの研究実績と研究者、知識、設備などの研究資源をもちより、双方にとって光信号処理の研究を強化発展させるためのものです。当社の超大容量光信号処理技術とHHIの超高速光信号処理技術を融合することにより、従来にない革新的な光信号処理技術を創造できるものと考えております。

[共同研究の概要]
  • HHIと富士通研の数人の研究者により共同研究を実施
  • 当社の超大容量光技術とHHI研の超高速光技術を用いた光信号処理技術の研究
  • フォトニックネットワークの実現に必要となるブレークスルー技術の実現
  • 超高速光信号処理の研究

以 上

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