中規模システム向けファイルサーバ専用機を販売開始
〜IAサーバ PRIMERGYベースのWindowsシステムに最適なアプライアンスサーバ〜
当社は、Intel® Architechtureサーバ「PRIMERGY(プライマジー)」に、「Windows® Powered OS」を搭載した、中規模システムや部門利用に最適なファイルサーバ専用機「PRIMERGY FileServer(プライマジーファイルサーバ)」2モデル3タイプを開発し、7月26日より販売開始します。
「PRIMERGY FileServer」を利用することにより、ブロードバンドに対応するインフラの普及とともに増大する重要なデータを共用できます。また、お客様が使い慣れたWindowsの環境において、サーバにディスクドライブを増設するのと同様に簡単に導入できます。
【PRIMERGY FileServerの特長】
- ファイルサーバとしての設定をあらかじめセットアップして提供
- 重要かつ大容量データを高い信頼性で保存するRAIDディスクを採用し、活性交換(動作中に装置を外したり追加、交換を行える機能)が可能
- 運用を止めることなく大容量データをバックアップ可能(スナップショット機能)
なお、当社は今後も、「Windows® Powered OS」を採用した、Windowsシステムと親和性の高いアプライアンスサーバのラインアップを拡大してまいります。
さらに今回併せて、増大するデータの確実な保存用にバックアップ装置「SLR (*1)60/100」とテープ媒体、およびバックアップ管理ソフトウェア「ARCServe」をセットにした低価格販売キャンペーンを行います。
【価格(税別)と提供時期】
- エントリモデル(部門ファイルサーバ向け ディスク容量基本約145GB)
ペディスタル(自立型)タイプ | 108万円 | 9月上旬出荷 |
ラック搭載型タイプ | 113万円 | 9月上旬出荷 |
- ミッドレンジモデル(ファイル集約用途向け:ディスク容量基本約255GB)
- バックアップ推奨キャンペーン商品
SLR60セット | 39万8千円 | 9月上旬出荷 |
SLR100セット | 69万8千円 | 9月上旬出荷 |
【販売目標】
「PRIMERGY FileServer」を含め、PRIMERGY全体で、全世界で今後2年間に41万台の販売を目標としています。
【用語説明】
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- *1 SLR
- スケーラブル・リニア・テープ装置
【商標】
- 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
【マイクロソフト株式会社殿コメント】
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「マイクロソフトは、富士通株式会社のWindows® 2000を搭載した「PRIMERGY FileServer」の発表を歓迎いたします。マイクロソフトは、本年5月にWindows® 2000をベースとした「Microsoft®Windows Powered Network Attached Storage」(ネットワーク接続型ストレージシステム)などの、サーバー・アプライアンス市場への本格参入をパートナー各社と共に発表しました。富士通株式会社様にも、同時に参入表明をいただいておりましたが、このたび具体的な製品として「PRIMERGY FileServer」が発表され、両社でサーバー・アプライアンス市場開拓に向けた、協業を実施して行きたいと考えております。富士通株式会社の持つ、ソリューション構築力により、Windows 2000プラットフォームの導入が一層拡大するものと期待しております。」
マイクロソフト株式会社 代表取締役社長 阿多 親市
以 上
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