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[ PRESS RELEASE ] 2001-0122
平成13年6月25日
富士通株式会社
ブロードバンド・インターネットを支える富士通No.025
サービスインフラ


ストレージソリューションを大幅強化

〜ストレージシステム構築から運用までをトータルに支援〜


当社は、お客様のストレージシステムの企画・設計から導入、運用までをトータルに支援する「ストレージ統合サービス」を、本日から順次提供開始いたします。
同時に、ディスクアレイ「GR700シリーズ」およびストレージ運用管理ソフトウェア「XLデータムーバ」などの機能を強化し、プロダクトとサービスが一体となったストレージソリューションを提供してまいります。

ブロードバンド・インターネットの時代には、映像、音楽の配信や企業間取引の電子化など、デジタルデータが爆発的に増加する事が予想されます。
こうした状況の中、インターネットと企業システムを連携させ、そこから収集されるデータをストレージシステムに蓄積し、その情報を用いて、さまざまな分析を行い、企業経営に迅速に反映させることが、企業競争に勝ち抜くポイントとなっております。

当社は、ストレージビジネスに注力すべく、プロダクト、サービスおよびサービス体制の拡充に努めております。
まず、プロダクトについては、高性能・高信頼のプロダクトである、ディスクアレイ「GR700シリーズ」およびストレージ運用管理ソフトウェア「XLデータムーバ」などの機能強化をいたしました。
サービスについては、企画・設計から導入・運用までのサービスを体系化し、お客様のストレージシステムをトータルにサポートする「ストレージ統合サービス」として提供いたします。
本サービスは、6月5日発表の「ストレージユティリティサービス」(当社がストレージスペースをお客様に貸与するアウトソーシングサービス)に続く、サービス拡充の第2弾となります。
サービス体制については、当社ストレージシステムの豊富な導入実績で培った、迅速かつ確実なシステム構築の技術とノウハウを継承するストレージエキスパートの育成を開始しております。本年9月には当社沼津工場内にサービス技術者の教育施設を新設する予定です(今年度500名を予定)。

当社は、今後ともストレージに関するプロダクト、サービス、サービス体制を拡充し、お客様のビジネスをトータルにサポートしてまいります。

【新サービスの特長】

お客様の情報活用スタイルや運用形態に応じたストレージシステムの構築に向けて、企画・設計から導入、運用にいたるまでをトータルサポートし、システムの早期立ち上げと安定稼動を実現します。

  1. 富士通の技術力を生かした最適なシステム設計
    お客様のご要件に合わせて、SAN(Storage Area Network)やNAS(Network Attached Storage)といった高速、高信頼の技術を用いた最適なシステム設計を行います。

  2. 迅速なシステム構築
    富士通がこれまで蓄積したノウハウを活用して、迅速なシステム構築とデータ資産移行を行います。

  3. 24時間365日の安定稼動をサポート
    全国1,000カ所のサービス拠点と技術員10,000名,OSC(Opensystem Support Center),部品センターが有機的に連携し、24時間365日の安定稼動をサポートします。
【サービス体制の強化】

沼津工場内に教育施設を新設し、ストレージシステムのエキスパート要員を育成していきます(今年度は500名を予定。来年度以降も順次育成)。このエキスパート要員を核に、プロダクト・サービス一体となった全国展開を行ってまいります。

【ディスクアレイ「GR700シリーズ」の強化】

  1. エンタープライズ向けディスクアレイ「GR740C」
    「GR740C」は、従来機種と比較して処理能力を最大2.0倍に向上しております。また、キャッシュメモリを32GBまで拡張可能とします。ディスクドライブは18GB、36GBに加え73GBを採用して、ディスク容量を最大13TBまで拡張可能とします。併せて、ファイバチャネルで接続された装置間でのデータのコピーを実現するリモート・アドバンスト・コピー機能をサポートします。

  2. ミッドレンジ向けディスクアレイ「GR730E/F」
    「GR730E/F」は、従来機種と比較して処理能力を最大2.2倍に向上しております。GR730Eは最大4.5TBのディスク容量を、GR730Fは最大1.0TBのディスク容量を拡張可能とします。

【連続運転性を実現するソフトウェアの強化】

  1. マルチプラットフォームでのSAN環境に最適なデータ連携ソフトウェア「XLデータムーバ」
    メインフレームとオープンシステム間の高速データ転送を実現する機能に加え、異機種オープンシステム間でのSANを利用した高速データ転送を提供します。また、セゾン情報システムズの「HULFT-SAN」と連携し、SAN環境下におけるHULFT5の管理ビューでの運用が可能となります。

  2. 運用中の瞬時コピーを実現する「SafeDISK Snapshot」
    高信頼システムを構築するSafeシリーズに、業務運用中にコピーを作成することで大規模化する24時間運用システムにおけるバックアップ、バッチ業務、バージョンアップ作業などを支援する「SafeDISK Snapshot」を提供します。「SafeDISK Snapshot」とGR700シリーズの持つアドバンスト・コピー機能や、GR740のリモート・アドバンスト・コピー機能との組み合わせにより、サーバ、SANに負担をかけることなくコピーボリュームを作成することも可能となります。

  3. 無停止バックアップ機能の対象サーバを拡大した「SystemWalker/StorageMGR」
    GR700シリーズとSystemWalker/StorageMGRの組み合わせにより実現する無停止バックアップ(アドバンスト・コピー機能)を新たにWindows2000/NTおよび、他社プラットフォーム上でもサポートし対象サーバを拡大します。
【販売目標】

ストレージ統合サービス全体:100億円(今後3年間)
GRシリーズ全体:20,000台(今後2年間の販売計画数)

【価格と提供時期】

ストレージ統合サービス
ストレージ設計サービス:個別見積(一括121万円〜)、即日提供開始
スタートアップサービス:標準価格(一括 20万円〜)、提供済
製品サポートサービス:標準価格(月額 3,600円〜)、提供済
運用支援サービス:個別見積(月額25,000円〜)、提供済
バックアップ代行サービス:個別見積(月額 9万円〜)、平成13年8月1日
データ救助サービス:個別見積(月額 5万円〜)、平成13年9月1日
データ完全消去サービス:個別見積(一括 10万円/100G)、平成13年8月1日

GR700シリーズ
GR740Cモデル (144GB構成時):3,190万円より、平成13年 7月31日
GR730E/Fモデル(144GB構成時):1,057万円より、平成13年 7月31日

XLデータムーバ
:60万円より、平成13年10月31日
SafeDISK Snapshot
:120万円より、平成13年10月 1日
SystemWalker/StorageMGR-M
:180万円より、平成13年 7月31日

【添付資料】
  1. ストレージ統合サービスメニュー体系 (PDF形式、9KB)
  2. サービス内容 (PDF形式、9KB)
  3. 新製品の詳細 (PDF形式、11KB)
【登録商標について】
  • 社名、製品名はそれぞれ各社の登録商標または商標です。

以 上

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製品情報ホームページ STORAGE SYSTEM WORLD http://storage-system.fujitsu.com/


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