USBバスパワーに対応した「DYNADISQ」新発売!!
〜 毎秒最大480メガビットの高速転送を実現したUSB 2.0ポータブルHDDサブシステム 〜
富士通コワーコ株式会社(以下、富士通コワーコ、本社:東京都新宿区、代表取締役社長:菊川卓男)は、 富士通株式会社(以下、富士通)が開発したポータブルHDDサブシステム「DYNADISQ(ダイナディスク)」の店頭販売を、7月上旬より開始いたします。
富士通コワーコは、平成13年4月にプロジェクト営業本部を発足させ、現在、ニュービジネスを推進しております。このニュービジネスは、「atTOP(トータルオフィスパッケージ、*)」などの『オフィスソリューション』、プリンタ/スキャナ/無線LANなどの『システム/ネットワークソソリューション』および、HDDサブシステムなどによりソリューションを提供する『ストレージビジネス』からなります。今回、富士通株式会社が開発した「DYNADISQ」を『ストレージビジネス』に追加することで、ニュービジネスの拡大を図ります。
*: | 「atTOP」は、富士通コワーコ株式会社のオフィス環境と情報基盤、ソフト/サービスを、総合提案するトータルオフィスパッケージです。 |
今回、富士通および富士通コワーコは、USBインタフェース (*1)に対応し、大容量データが保存可能な、ポータブルHDDサブシステム「DYNADISQ」を商品化しました。当商品は、USBインタフェースに対応することで、プリンタ/マウス/スキャナなどと同様に容易にパソコンに接続することができます。また、大容量データの保存が可能なため、デジタルカメラやデジタルビデオの編集および、インターネットを使ったMP3サウンドや画像情報のダウンロードに使用できます。
当商品は、USBバスパワー (*2)に対応しているため、ACアダプタを使用しなくともUSBケーブルのみでの動作が可能です。最大転送速度は、USB 1.1規格の40倍である、毎秒480メガビット(メガは100万)のUSB 2.0規格 (*3)を実現しています。最大30ギガバイト(ギガは10億)の大容量でありながら、携帯性に優れたコンパクトサイズ(90×148×32mm)であり、ノートブックパソコンなどの補助ディスク装置として、大容量のマルチメディア・プレゼンテーションデータなどを保存するのに最適です。
【販売標準価格】
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「DYNADISQ」20GBモデル FHD-A20GUSB2 : オープン価格
「DYNADISQ」30GBモデル FHD-A30GUSB2 : オープン価格
【販売開始時期】
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7月上旬より
【販売目標】
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コンシューマ向けのポータブルストレージ商品として、量販店を中心に販売を予定しております。「DYNADISQ」全体で、発売後1年間で10万台の販売を見込んでおります。
【販売元】
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国内のお客様に対する販売及びサービスは、富士通コワーコ株式会社が行います。
【「DYNADISQ」の主な特長】
1. USBバスパワーに対応したポータブルHDDサブシステム
- USBバスパワーに対応しています。USB 1.1環境でも使用可能です。
- USBコネクタに接続するだけで簡単に使用できます。
- 20GBと30GBの大容量製品をラインナップしています。
- 毎秒最大480メガビット(USB 2.0規格)の高速転送を実現しています。
- 携帯性に優れた小型コンパクトサイズです。
2. 幅広い用途で活用
2.1 データの持ち運びに活用
- 複数のパソコンで同じデータを使う場合に適しています。
- 会社で入力したデータを自宅で使う場合に適しています。
- デスクトップパソコンなどで使用しているデータを、そのままノートブックパソコンなどのモバイル環境で使用する場合に適しています。
2.2 バックアップに活用
- 内蔵ディスクのデータをバックアップするのに十分な最大30GBの容量です。
2.3 データ保存に活用
- 大容量のプレゼンテーションやデモデータを保存し、共有するのに適しています。
- デジタルカメラ、デジタルビデオの撮影データを保存するのに適しています。
- MP3など携帯音楽プレーヤーのサウンドファイルを保存するのに適しています。
【製品仕様について】
品名 | DYNADISQ(ダイナディスク) |
型番 | FHD-A20GUSB2 | FHD-A30GUSB2 |
容量帯 | 20GB | 30GB |
回転数 | 4,200rpm |
バッファメモリ | 2MB |
インタフェース | USB 2.0、USB 1.1 |
最大転送速度(理論値) | 480Mbps(USB 2.0)、12Mbps(USB 1.1) |
対応OS ※ | Windows2000 Professional、Windows Me、Windows98 Second Edition、Windows98、Windows XP |
外形寸法/重量 | W90×D148×H32mm/約370g(本体のみ) |
添付品 | 本体、USB ケーブル(A コネクタ−B コネクタ 0.8m)、ACアダプタ、ドライバCD-ROM、取扱説明書、お客様登録カード |
※ | USB 2.0装置として動作させるためには、OSおよびUSBポート共にUSB 2.0のサポートが必要です。Windows XPの対応は、ドライバダウンロードサービスが開始される11月初旬の予定です。 |
USB2.0の転送速度を実現するためには、別途USB 2.0対応インタフェースカードが必要です。なお、「DYNADISQ」は、アダプテックジャパン株式会社のUSB 2.0インタフェースカード「USB2connect」との互換性が確認されています。
【用語説明】
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- *1 USBインタフェース
- Universal Serial Busの略で、米インテル、米マイクロソフトなど7社が共同で発表したパソコン用のインターフェース規格です。周辺機器を接続するとパソコンが自動認識する「プラグ・アンド・プレイ機能」、パソコンの電源を入れたまま接続コネクタの抜き差しができる「ホット・プラグ機能」、USBケーブルを通じて、パソコンから周辺機器へ電源を供給する「バスパワード機能」がある。USB規格では、接続ハブなどを使うとパソコンに最大127台の機器を接続できる。また、最大ケーブル長は5m(フルスピード・モード時)です。
- *2 USBバスパワー
- パソコンからUSBケーブル経由で電力を供給する仕組みのことで、消費電力の少ないUSB周辺機器なら電源ユニットを省くことができる。このUSBケーブルによる電力供給量は、USB 2.0/USB 1.1共に500mAの供給が可能です。
- *3 USB 2.0規格
- 1999年10月に公開されたUSBの新規格です。現在のUSB 1.1と下位互換性を確保しつつ、転送レートが最高480Mbps(ハイスピードモード時)にまで引き上げる(USB 1.1の40倍)。コネクタも従来のUSB 1.1と形状互換がある。上位ホスト側と下位ドライブ側のいずれかがUSB1.1の場合には、USB 1.1としての動作になり、最大12Mbpsの転送となる。
【商標】
- 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以 上
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