当社は、一昨年より掲げる事業戦略"Everything on the Internet"の新しいステージに向けて、インフラからビジネスモデルまで幅広くブロードバンド・インターネットへの取り組みを強化いたします。IT全体にわたる事業領域を持つ当社ならではの強みを活かして、ブロードバンド・インターネットにより急速に変化する社会を支える「高性能・高信頼プロダクト」「高付加価値サービス」に注力し、企業・社会の強固で効率的な真のインフラを支える企業として、これからの時代に貢献していきます。

ブロードバンド・インターネットの時代には、映像の活用、常時接続やモバイルによるシームレスな連携が様々なインターフェースを格段に向上させ、人間と機械、機械と機械、人間と人間の「コラボレーションの革新」をもたらします。

これを支えるのは、大容量の光ネットワーク、ハイエンドのサーバ技術、最先端のデバイス技術、高度なセキュリティ技術や運用ノウハウです。これらはまさに当社の事業分野であり、強みを一層発揮できる領域です。当社はこの領域に徹底的にフォーカスして、経営資源を集中していきます。

当社は、事業戦略"Everything on the Internet"の下、3つのコア事業分野(テクノロジ、プラットフォーム、サービス)のバリューチェーンによる高付加価値化に取り組んでまいりましたが、さらに、ブロードバンド・インターネットで新しいステージに向かうこの3つの分野の商品や技術の高度な協創／融合を実現する「有機体経営」を進めてまいります。これは独立した各組織がシームレスな連携を実現し、全体として最大の力を引き出そうというものです。

この「有機体経営」によって、当社の持つ多様な技術のコラボレーションと融合を進め、協創／融合による「高性能・高信頼プロダクト」「高付加価値サービス」にフォーカスすることにより、IT全体を見渡せる広い事業領域を持つ当社の強みを発揮していきます。

さらに、各組織間のシームレスな連携を通じて短期・集中的な立ち上げが必要な商品・技術については、部門横断プロジェクトにて推進するものとし、その第一弾として本年4月に「プロジェクトA−XML」を新設しております。(注 : 個別のプレス・リリースを参照)

当社は、"Everything on the Internet"の具体的目標である3つのNo.1