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FUJITSU
[ PRESS RELEASE ] 2001-0015
平成13年1月25日
富士通株式会社

OEM市場向け磁気ディスク装置新発売

〜大容量用途向け3機種、ノートPC向け4機種をラインナップに追加〜

MHN2XXXAT

当社はこのほど、SCSIインターフェースをサポートした大容量用途向け3.5インチ磁気ディスク装置「MAN3XXXシリーズ」3機種とノートPC向けの2.5インチ磁気ディスク装置「MHN2XXXATシリーズ」4機種を開発し、1月25日より、国内では富士通コワーコ株式会社および海外では当社の海外各拠点を通じて、OEM(*1)市場向けに販売を開始いたします。

3.5インチ磁気ディスク装置「MAN3XXXシリーズ」は、回転速度が1分間に1万回転で、ディスクの記録密度の高密度化によりディスク1枚あたり従来製品に比べ2.5倍の18GBの大容量を実現しています。ディスク枚数の違いにより、18.4GB、36.7GB、73.5GBの3機種をラインナップしております。本シリーズは、大容量データの蓄積を必要とするワークステーションやサーバ、RAID(*2)などのハードウェアに最適です。

2.5インチ磁気ディスク装置「MHN2XXXATシリーズ」は、ディスク1枚あたり15GBの容量で、ULTLA DMA100(*3)インターフェース をサポートすることにより最高で100MB/秒のデータ転送速度を実現しています。さらにload/unload機能を当社としては初めて採用しました。当機能により、電源OFF時などの非動作時にヘッドをディスク上から退避させ、使用時にのみディスク上に戻すため、衝撃に強くなっております。お客様の用途に合わせて10GB、15GB、20GB、30GBの4機種をお選びいただけます。さらに、ディスクの回転部に静かで衝撃に強い、流体軸受けモータを搭載したモデルもお選びいただけます。本シリーズは高性能で高信頼のモバイル用ハイエンド・ノートPCなどに最適です。


[主な製品のOEMサンプル価格(税別)およびサンプル出荷開始時期]

3.5インチ磁気ディスク
 ・「MAN3367」36.7GBモデル : 12万円より2001年5月より順次出荷開始
2.5インチ磁気ディスク
 ・「MHN2200AT」20GBモデル : 3万5千円より2001年2月より順次出荷開始

[販売目標]

3.5インチ磁気ディスク : 今後1年で500万台(3機種合計)
2.5インチ磁気ディスク : 今後1年で480万台(4機種合計)
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[3.5インチ磁気ディスク装置「MAN3XXXシリーズ」の特長]
  1. ディスク1枚あたり18.4GBの大容量を実現

    面記録密度を高密度化することにより、ディスク1枚あたり業界最高の18.4GB(従来当社製品の2.5倍)の大容量を実現いたしました。

  2. 高速転送により、高性能のハードウェアに最適

    8MB(従来当社製品の2倍)のバッファメモリーを標準搭載しているため、大容量なデータを記録する際も、高速なRead/Writeが実現できます。さらに平均シークタイム4.5ミリ/秒(Read時)、内部データ転送速度は最大84MB/秒と従来に比べ34%向上(当社比)という高性能を実現しています。

  3. ULTRA SCSI 320(*4)および Fiber Channel(*5)に対応

    インターフェースにはULTRA SCSI 160(転送速度160MB/秒)の他、ULTRA SCSI 320(転送速度320MB/秒)とFiber Channel(2Gbits/秒)を採用し、ディスク装置と上位ホスト間のデータ転送(インターフェースデータ転送)レートは、最大320MB/秒を達成しています。 (ULTRA SCSI 320および Fiber Channel対応機の出荷は2001年7月〜9月の予定です。)


[2.5インチ磁気ディスク装置「MHN2XXXATシリーズ」の特長]
  1. ULTRA DMA100に対応

    最新の標準インターフェース規格である、ATA-5のULTRA DMA100転送をサポートし、ディスク装置とハイエンドPCなどとの間で、最大100MB/秒のデータ転送(インターフェース転送)速度を実現いたしました。

  2. load/unload機能搭載

    load/unload機能の搭載により、非動作時の耐衝撃性は約15%の向上を達成いたしました。また、消費電力においても20%の省電力化を達成いたしました。(10GB、ボールベアリングモータ搭載モデルとの比較)

  3. 業界初、FDBモータ(*6)搭載

    当社は、他社に先駆けFDBモータを2.5インチ磁気ディスクの一部のモデルに搭載しました。
    FDBモータは、従来のボールベアリングモータに比べ、静音性、対衝撃性に非常に優れており、オフィスやモバイルなど、さまざまな環境で使用されるお客様よりご好評をいただいております。

[用語説明]

(*1) OEM
相手先ブランドによる販売。
(*2) RAID
複数のハードディスクをまとめて1台のハードディスクとして管理する技術およびそれを用いたハードディスク装置。
(*3) ULTRA DMA100
パソコンとハードディスクなどの記憶装置を接続するATA規格のインターフェース。「ULTRA ATA/100」とも呼ばれ、転送速度は最大で100MB/秒とULTRA ATA(/33)の3倍となっている。
(*4) ULTRA SCSI 320
パソコンとハードディスクなどの記憶装置を接続するSCSI規格のインターフェース。転送速度は最大で320MB/秒とULTRA 160(ULTRA3 SCSI)の2倍となっている。
(*5) Fiber Channel
コンピュータ周辺機器を結ぶデータ転送方法の一つ。主に、高性能サーバで、コンピュータ本体と外部記憶装置を接続するのに利用される。
(*6) FDB(Fluid Dynamic Bearing)モータ
粘性のあるオイルによる流体軸受けを回転保持部として用いるモータ。金属ボールベアリング搭載モータに比べて、回転軸のブレが少なく、ヘッドの位置決め精度が高いため、Read/Write性能を向上させることが可能。 また、金属同士の接触による摩耗が無いため、静音性、耐衝撃性、耐久性に非常に優れている。

[商標について]

* 記載されている製品名などは登録商標、あるいは商標です。

以 上

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製品紹介ホームページhttp://www.fujitsu.co.jp/hypertext/hdd/

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