当社はこのほど、パソコン用レーザプリンタ「PrintiaLASER(プリンティアレーザ) XLシリーズ」の A3対応モノクロ機の新商品として、実効印刷性能(*1)を最大30%(当社比)向上した「XL-5730」と「XL-5330」の2機種を、1月18日より販売開始いたします。
今回の両新商品は、以下の機能強化により実効印刷性能を30%向上しました。
- 新開発のデータ圧縮技術により、印刷データを従来比で2分の1に圧縮し、プリンタへの転送時間を大幅に短縮。
- 高速コントローラの搭載により、圧縮された印刷データの復元処理を高速化。
- クイックレスポンスと省エネ効果を両立する「クイックスタート機能(*2)」により、素早い印刷起動を実現。
また、今回の新商品では、独自開発の双方向通信機能とIPP (*3)(Internet Printing Protocol)の連携により、インターネットを利用した遠隔印刷やプリンタのEメールによる状態通知などが可能です。
当社は、今後もA4対応モノクロプリンタからA3対応カラープリンタまで「PrintiaLASER XLシリーズ」のラインアップをさらに拡充してまいります。
【販売価格(本体)】
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・「XL-5730」 : | 14万8千円(税別) [エンジン速度:21枚/分(A4),100BASE-TX LAN標準搭載] |
・「XL-5330」 : | 10万8千円(税別) [エンジン速度:14枚/分(A4),100BASE-TX LAN標準搭載] |
- 【出荷時期】
- 平成13年2月9日より
- 【販売目標】
- 「PrintiaLASER XLシリ−ズ」全体で今後1年間に15万台
【特長】
(1)高速印刷
- 高速コントローラと、従来比で2分の1にデータ圧縮する新圧縮技術方式の採用により、印刷データを高速処理します。
- クイックスタート機能により、ファーストプリント(*4)を約6秒に短縮しました。(従来比25%短縮)
- (2)優れた操作性とネットワーク対応
- IPPとプリンタ管理ソフトウェア「Printianavi(プリンティアナビ)」の連携によ り、高信頼な遠隔印刷を実現しています。
- (3)優れた印字品質
- イメージデータをより鮮明に表現する1200dpiの高解像度を実現しています。(XL-5730)
- (4)伸縮カセットの採用による省スペース設計
- 用紙サイズに合わせて伸縮可能な給紙カセットを採用しているため、A4用紙のセット時には本体に完全収納するため、A3対応機とは思えない省スペースを実現しました。
- (5)低ランニングコスト
- 1枚あたり4円という低ランニングコストを実現しています。(A4黒率5%印刷時)
- (6)富士通印刷管理ソフトウェア「PrintWalker/PrintMGR」(*5)と標準連携
- 「PrintWalker/PrintMGR」と標準連携できるため基幹業務プリンタ並みの利用が可能です。
- 【注釈】
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- (*1) 実効印刷性能
- 単純なエンジン速度ではなく、ドライバ、コントローラ、エンジンなど、パソコン側で印刷指示をかけてから出力されるまでの総合的な性能です。今回、具体的には印刷指示をしてから1枚目を出力するまでの時間が従来に比べ30%短縮されることになります。
- (*2) クイックスタート機能
- ウォームアップ時間を短縮し、エンジン起動後すぐに印刷できます。さらに、印刷終了後から省エネモードへ移行できるため消費電力も大幅に削減します。
今回は約40%の消費電力削減(省エネモード時)を実現しています。
- (*3) IPP(Internet Printing Protocol)
- Windows2000に標準搭載されている印刷用プロトコル。プリンタをインターネット上に接続し、遠隔地へ出力するために使用します。
- (*4) ファーストプリント
- プリンタが起動してから用紙を排出するまでの時間。
- (*5) SystemWalker/PrintMGR(システムウォーカー/プリントマネージャ)
- 当社の運用管理ソフトウェア「SystemWalker(システムウォーカー)」シリーズの主にプリンタ管理を行うソフトウェア。スプール(印刷データを出力するまでサーバやパソコンに一度溜めること)管理やエラーの監視など、印刷業務を快適に実行するための管理が可能。富士通製のプリンタを標準でサポートしていますが、他社製プリンタはさらに専用のオプションが必要です。
- 【登録商標について】
- 製品名等の固有名詞は、各社の登録商標または商標です。
以 上
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