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FUJITSU
[ PRESS RELEASE ] 2000-0173
平成12年8月1日
富士通株式会社

UNIXサーバ「PRIMEPOWER」のラインアップを強化・拡充


〜 ミッドレンジサーバの性能を最大約1.6倍強化、低価格なワークグループサーバも提供 〜
PRIMEPOWER600
当社はこのほど、UNIXサーバ「PRIMEPOWER(プライムパワー)」に、最新の64ビットプロセッサ「SPARC64(TM) GP」を搭載し性能を大幅に向上したミッドレンジサーバと、64万円(税別)からの低価格なワークグループサーバを開発し、8月1日よりグローバルに販売を開始いたします。

今日、企業を取り巻く環境は急激に変化しており、インターネット取引所(マーケットプレイス)を介した電子商取引の急速な普及や、ASP(アプリケーション・サービス・プロバイダ)、インターネット・データセンタによるアウトソーシングなどの新たなサービス事業の提供など、インターネット技術の進歩に伴い、企業のビジネスモデルも大きな転換期を迎えています。

この様な新たなビジネスモデルに対応した情報システムでは、大量のデータを高速に処理する拡張性に優れた大規模なバックエンドサーバと、不特定多数からのアクセス要求を効率良く処理するため、価格・性能比に優れ、かつ高いスペース効率を実現できる中/小規模サーバが必要とされています。

当社は、「Everything on the Internet」に基づき、インターネット環境に最適なサーバの提供を目指して製品開発に取り組んでおります。今回、UNIXサーバ「PRIMEPOWER」に、当社従来モデルと比較し性能を最大約1.6倍向上したミッドレンジサーバと、64万円(税別)からと低価格なワークグループサーバの、3モデル12タイプを提供します。
【価格と出荷時期】
「PRIMEPOWER 200」:64万円(税別)より、平成12年8月17日より出荷
「PRIMEPOWER 400」:178万円(税別)より、平成12年8月17日より順次出荷
「PRIMEPOWER 600」:1,050万円(税別)より、平成12年8月31日より順次出荷

【販売目標】
UNIXサーバ全体で、今後2年間に国内と海外をあわせて30,000台の出荷を予定しております。
【今回発表製品の主な特長】
UNIXサーバ「PRIMEPOWER」は、搭載する富士通のプロセッサ「SPARC64(TM) GP」の一次/二次キャッシュをエラー訂正機構(ECC: Error Checking and Correcting)により保護し、ハードウェア異常や環境異常の自動検出を行うシステム監視機構(SCF:System Control Facility)を標準で搭載するなど、高い信頼性と運用性を実現したインターネット環境に最適なサーバです。
  1. PRIMEPOWER 600
    • 450MHzまたは360MHzで動作する、64ビットRISCプロセッサ「SPARC64(TM) GP」を最大8個搭載可能なミッドレッジサーバで、ペディスタルタイプとラックマウントタイプを選択できます。
    • 450MHzの「SPARC64(TM) GP」を搭載したタイプでは、プロセッサ単体で整数演算性能 SPECint95(*1):27.7と、275MHzの「SPARC64(TM) GP」を搭載した従来のモデルと比較して約1.6倍の性能向上を実現しました。
    • プロセッサ、メモリ、I/Oバスが故障した場合、再起動時に故障箇所を切り離し運用を再開する縮退機能や、ディスクや電源/ファンといった主要なコンポーネントを冗長化し、稼働中に交換可能な活性交換機構をサポートすることで、システムの高い可用性を実現します。

  2. PRIMEPOWER 400
    • 400MHz、360MHzまたは300MHzで動作する、64ビットRISCプロセッサ「SPARC64(TM) GP」を最大4個搭載可能なワークグループサーバで、ペディスタルタイプとラックマウントタイプを選択できます。 ラックマウントタイプは、お客様の設置スペースに合わせ、高さ4U(*2)と10Uの2タイプをラインアップしています。
      高さ4Uのタイプは、高さ1,800mmのラックに最大8台を搭載可能であり、高いスペース効率を実現し、接地面積の削減が図れます。
    • 400MHzの「SPARC64(TM) GP」を搭載したタイプでは、プロセッサ単体で整数演算性能 SPECint95(*1):24.9と、250MHzの「SPARC64(TM) GP」を搭載した従来のモデルと比較して約1.6倍の性能向上を実現しました。
    • プロセッサ、メモリ、I/Oバスが故障した場合、再起動時に故障箇所を切り離し運用を再開する縮退機能や、ディスクや電源/ファンといった主要なコンポーネントを冗長化し、稼働中に交換可能な活性交換機構をサポートすることで、システムの高い可用性を実現します。

  3. PRIMEPOWER 200
    • 300MHzまたは250MHzで動作する、64ビットRISCプロセッサ「SPARC64(TM) GP」を最大2個搭載可能なワークグループサーバで、ペディスタルタイプとラックマウントタイプを選択できます。

      *1:当社ベンチマーク環境による推定値
      *2:EIA標準のラック高の単位。1Uは約44mm。

UNIXサーバ「PRIMEPOWER」は、「GP7000Fファミリー」の後継機種であり、富士通が開発したSPARC(スパーク)プロセッサ「SPARC64 GP」に、基本ソフトウェアとして「Solaris」(ソラリス)を搭載しています。

【商標について】

  • すべてのSPARC商標は、米国SPARC International,Inc.のライセンスを受けて使用している同社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
  • UNIXは、The Open Groupの米国ならびにその他の国における登録商標です。
  • Solarisは、米国Sun Microsystems, Inc.の商標です。
  • SPARC64は、米国SPARC International, Inc.のライセンスに基づく富士通株式会社の商標です。
  • その他記載されている会社名、製品名は、各社の商標または登録商標です。
【添付資料】

以 上

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製品紹介ホームページhttp://www.fujitsu.co.jp/hypertext/granpower/primepower/

プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。
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