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[ PRESS RELEASE ] 富士通
2000-0111
平成12年5月23日
富士通株式会社

会津若松市にフラッシュメモリの新工場を建設


当社は、フラッシュメモリ市場の急速な拡大に対応するため、富士通エイ・エム・ディ・セミコンダクタ株式会社(以下、FASL、代表取締役社長:柳田 公雄、本社:福島県会津若松市)の新工場として第三工場の建設に着工することを決定いたしました。

FASLは、1993年4月16日に富士通と米アドバンスト・マイクロ・デバイス社(以下、AMD)の合弁企業として設立され、フラッシュメモリの生産を行っております。
新工場は、福島県会津若松市神指町大字高久(コウザシマチオオアザタカク)に建設し、建築面積は約34,100m2(内、クリーンルームは約11,000m2)と当社最大規模の工場となります。テクノロジは0.23μm、0.18μm以下のプロセス技術に対応し、8インチウェハーで製造してまいります。

新工場は2000年8月に着工し、生産能力は16Mビット換算で2001年度末には月産1,300万個、2002年度末には月産5,200万個を目指します。これにより、FASLトータルの生産能力は16Mビット換算で月産2億個となります。
設備投資は建屋、クリーンルームおよび設備等で総額約1,400億円を予定しております。

当社では、携帯電話やセットトップボックス、カーナビゲーション、DVD向けをはじめとした需要の拡大およびインターネットの普及に伴う新しい応用製品への展開などにより、フラッシュメモリ市場はワールドワイドで2000年には約9,000億円規模、2001年以降も年平均伸び率20%と拡大が続くものと予想しております。
こうした市場に対応するため、当社グループは、より一層フラッシュメモリの事業を拡大し、安定した供給体制を強化してまいります。


〔FASL 概要〕
1.社名:富士通エイ・エム・ディ・セミコンダクタ株式会社
2.本社所在地:福島県会津若松市門田町工業団地6番
3.設立年月日:1993年4月16日
4.資本金:318 億円(出資比率は富士通:50.01%、AMD :49.99%)
5.代表者:社長 柳田 公雄 (やなぎだ きみお)
6.事業内容:フラッシュメモリの製造
(製造合弁会社であるため生産品の全量を富士通・AMD両社へ均等に納入)
7.従業員:970名(2000年3月末現在)


〔FASL 第三工場 概要〕
1.工場所在地:福島県会津若松市神指町大字高久
2.建設着工:2000年8月(予定)
3.建屋竣工:2001年2月末(予定)
4.生産品:フラッシュメモリ前工程製造
(0.23μm,0.18μm以下のプロセス技術8インチウェハー)
5.量産時期:
2001年度末月産1,300万個(16Mビット換算) (予定)
2002年度末月産5,200万個(16Mビット換算) (予定)
6.建築面積:約34,100m2
7.投資金額:約1,400億円
(〜2001年度末:約900億円、〜2002年度末:約500億円)

以 上

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