[ PRESS RELEASE ] |
平成11年8月24日 富士通株式会社 シーメンスAG |
富士通株式会社(以下、富士通)とシーメンスAG(以下、シーメンス)はこのほど、ワールドワイドなコンピュータ市場での両社の事業をさらに強化発展させるために、欧州の合弁会社「富士通・シーメンス・コンピューターズ(Fujitsu Siemens Computers BV)」を設立する正式契約を締結いたしました。これは、本年6月17日に発表しました両社の基本合意に続くものです。
新合弁会社は、富士通とシーメンス両社対等の50%ずつの持ち株比率となります。業務の開始は、1999年10月1日 (関連官庁の許認可が前提)を予定しており、2000年4月1日からは、会計的にも単一の企業体として、欧州全域においてビジネスを展開します。コンシューマ及び企業向けに、ノートブックからメインフレームに至るフルラインのITプラットフォーム製品を開発、製造、販売いたします。
新会社は発足時には、欧州のコンピュータ市場において、出荷台数では2位、売上では3位の規模となり、今後、No.1のポジションを目指します。
【新会社の概要】
*:富士通コンピューターズ・ヨーロッパには、社長が二人(joint president)います。
1.業務開始予定日 : 1999年10月1日 2.社名 : 富士通・シーメンス・コンピューターズ
(Fujitsu Siemens Computers BV)3.役員
・会長 : ルディ・ランプレヒト(Rudi Lamprecht)、
非常勤、シーメンス 情報通信機器 本部長を兼任・副会長 : 浦野哲夫、
常勤、現 富士通コンピューターズ・ヨーロッパ
(Fujitsu Computers Europe Ltd.) 社長(*)・社長(営業部門担当) : ウィンフリード・ホフマン(Winfried Hoffman)、
常勤、現 富士通コンピューターズ・ヨーロッパ 社長・社長(製品部門担当) : ロベルト・ホーク(Robert Hoog)、
常勤、現 シーメンス コンピュータ 本部長・CFO : エイドリアン・フォン・ハマーシュタイン
(Adrian v. Hammerstein)、
常勤、現 シーメンス 情報通信機器 副本部長取締役会は、両親会社から同人数選出された運営管理担当4人の常勤取締役と、8人の非常勤取締役の合計12人で構成されます。他の非常勤役員については現在選定中です。 4.本社所在地 : オランダ 5.出資比率 : 富士通50%、シーメンス50% 6.業務内容 : 情報機器の開発・製造・販売 7.会計年度 : 4月1日〜3月31日 8.売上見込み : 2000会計年度 76億ユーロ(約9,700億円) 9.従業員数 : 約9,000人(業務開始時)
以上