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1998-0227
平成10年11月4日
富士通株式会社
株式会社PFU

UNIXサーバのラインアップを大幅に強化・拡充

富士通の新開発 SPARCプロセッサを搭載したUNIXサーバと、
IAサーバ「GRANPOWER5000シリーズ」にSolarisを採用

GP7000F-400/600 GP7000F-200

富士通株式会社と株式会社PFUはこのほど、富士通が新たに開発した高性能64ビットSPARC(スパーク)プロセッサ「SPARC64-GP」を搭載し、基本ソフトウェアにSolaris(ソラリス)を採用した新UNIXサーバ「GP7000Fファミリー」を開発し、企業向けに11月4日より販売を開始いたします。
あわせて、IA(Intel Architecture)サーバ「GRANPOWER(グランパワー)5000シリーズ」にSolarisタイプを追加し、同日より販売を開始します。

ネットワークコンピューティングの進展に伴い、今日の情報システムには、大規模ネットワークへの対応、ミッションクリティカルな業務を支える高信頼性、およびグローバルに通用する標準性が求められております。
このような要望に対応した最適なシステムを実現するために、今回UNIXサーバの中長期的な製品強化計画の第一ステップとして、「SPARC64-GP」を搭載し基本ソフトウェアSolarisを採用した新UNIXサーバ「GP7000Fファミリー」を提供します。
加えて、最大16台のサーバによるクラスタシステムを実現するソフトウェア「SafeCLUSTER(セーフ クラスタ)」も提供します。
これにより、富士通がこれまで大型汎用機やUXP/DSを採用した「GRANPOWER7000シリーズ」の開発で培ってきた高信頼機能を、Solarisを採用したUNIXサーバにおいても提供します。

今回、IAサーバ「GRANPOWER5000シリーズ」に、基本ソフトウェアSolarisを採用したタイプを追加しました。 これにより、UNIX基本ソフトウェアを採用したサーバの選択肢が大幅に拡がります。
また、基本ソフトウェアに「UXP/DS」を採用する「GRANPOWER7000」は、今回CPU性能を最大33%向上し「GP7000Dファミリー」とし、今後もお客様の要望に対応していきます。

両社は今後も、総合力をアドバンテージとして活かし、「カスタマ・フォーカス」の意識を高め、お客様へベストソリューションを提供してまいります。

現行のSファミリーは、「GP7000Sファミリー」として、「GP7000Fファミリー」、「GP7000Dファミリー」と合わせて、SPARCプロセッサ搭載のUNIXサーバ全体を「GP7000シリーズ」として販売してまいります。
新UNIXサーバ「GP7000Fファミリー」は、国内のみならずアジア・オセアニア・米国・欧州において富士通の関連会社より販売します。

今後も継続して「SPARC64-GP」を強化し、2000年には500MHz以上、2001年には1ギガHz以上のクロック周波数を実現する予定です。
新UNIXサーバ「GP7000Fファミリー」においても、「SPARC64-GP」を最大128個搭載した超大規模サーバを提供し、「SafeCLUSTER」の強化により、最大64台のサーバによるクラスタシステムを実現する予定です。

【税別価格と出荷時期】

・GP7000Fファミリー: 230万円より、1999年1月初旬より順次出荷します。
・GP7000Dファミリー: 170万円より、1999年1月初旬より順次出荷します。
・GRANPOWER5000シリーズ Solarisタイプ : 83万円より、1998年12月初旬より順次出荷します。
【販売目標】
UNIXサーバ全体(GRANPOWER5000のSolarisタイプを含む)で、今後2年間に国内/海外あわせて3万台の出荷を予定しております。
【今回の主な発表製品】
  1. GP7000Fファミリー

  2. GP7000Dファミリー

  3. GRANPOWER5000シリーズ

今回発表した「GP7000シリーズ」および、「GRANPOWER5000シリーズ」は、11月18日(水)から20日(金)の3日間、池袋サンシャインシティ文化会館で開催する『富士通ソリューション・フェア'98』において展示する予定です。

【商標について】

【添付資料】

以上


プレスリリースに記載された製品の価格、仕様、サービス内容、お問い合わせ先などは、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。あらかじめご了承ください。ご不明な場合は、富士通お客様総合センターにお問い合わせください。