[ PRESS RELEASE ] |
1998-0242 平成10年11月16日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、『SOLUTIONVISION』による最適なソリューションを実現するためのアプリケーションサーバの基盤ソフトウェア「INTERSTAGE(インターステージ)」を機能強化し、11月16日から販売を開始いたします。
当製品は、お客様のシステムで稼動中のさまざまな業務アプリケーションを相互につなぎ合わせ、新しいサービスやビジネスを実現するための基盤ソフトウェアです。
今回、他社システムを含めた既存システムとの連携機能の大幅強化、24時間の連続運用にも十分に耐えうる信頼性と性能を大幅に強化した「INTERSTAGE Enterprise Edition(インターステージ エンタープライズ エディション)」を提供します。加えて、EJB(Enterprise JavaBeans)に対応した、アプリケーション統合開発環境「APWORKS(エーピーワークス)」を新たに提供します。
アプリケーションサーバの基盤ソフトウェア「INTERSTAGE」は、ネットワークコンピューティング技術を活用し、ビジネスの変革を目指している、以下のようなお客様への最適なソリューションです。
【価格(税別)と出荷時期】
「INTERSTAGE」【販売目標】
基本機能 : 80万円より、1999年6月から出荷予定。 拡張機能 : 500万円より、1999年6月から出荷予定。 開発環境 : 20万円より、1999年1月から出荷予定。
「INTERSTAGE」関連のソフトウェア製品全体で、今後3年間に、20,000サーバの販売を予定しています。当社は、昨年11月にネットワークコンピューティングを実現するハードウェア/ソフトウェア/サービス各種製品、およびそれらを組み合わせた各種ソリューションの全体像を『SOLUTIONVISION』として発表し、これまで業種・業務ごとに9種36のソリューション「@VISION(ビジョン)シリーズ」を提供してきました。
『SOLUTIONVISION』は、お客さまに最適なソリューションを提供する3つの階層(レイヤ)で構成されております。
・サービスレイヤ | : | PROPOSE、アウトソーシング、システムインテグレーション |
・アプリケーションレイヤ | : | パッケージウェア、コンポーネントウェア(*2) (「INTERSTAGE開発環境」など) |
・ベーシックレイヤ | : | コミュニケーションウェア(*3) (「INTERSTAGE基本機能、拡張機能」など)、 プラットフォーム群、ネットワークインフラ |
「INTERSTAGE」は、1998年4月より出荷を開始し、ネットワークコンピューティング技術を採用した、インターネット時代の新しい分散システム環境としてご好評をいただいております。 すでに、数多くの企業において採用され、稼動、受注を含め、現在6000サーバでの実績があります。 今回の機能強化により、ベーシックレイア及びアプリケーションレイヤの機能がいっそう充実されたことになります。
今後も機能強化を継続し、富士通が提供するソリューション製品の基盤として、企業のシステム構築での利用をより一層推進してまいります。
「APWORKS」は、コンポーネントウェアであり、「INTERSTAGE」の開発環境です。
加えて、当社のグループウェア「TeamWARE(チームウェア)」など他のオープンなシステムでのアプリケーション開発に使用できます。
【「INTERSTAGE」の機能構成】
【用語説明】
【商標について】
*1: CALS
Commerce At Light Speed、各種の工業製品の開発・設計・受発注などに必要な文書と図面を、コンピュータネットワーク上の電子データとして扱うシステム。*2: コンポーネントウェア
コンポーネントによるソフトウェアの総合開発体系「コンポーネント指向アプリケーションアーキテクチャ」のうち、実際のビジネスシステム開発に活用できるコンポーネント製品、コンポーネントを利用してシステム開発を支援する開発環境製品、およびそれらを利用するための教育やサービスです。*3: コミュニケーションウェア
分散システムを実現する連携ソフトウェア製品群
【添付資料】
以上