[ PRESS RELEASE ] 1998年1月28日
富士通株式会社
株式会社タカラ
株式会社アスキー
株式会社文化放送
株式会社セントラルミュージック
株式会社ユーメックス
株式会社角川書店

7社合同の「ワーランド・プロジェクト」発進!
ゲームソフト「エーベルージュ」を核にメディアミックス事業を展開

富士通株式会社はこのほど、株式会社タカラ、株式会社アスキー、株式会社ユーメックス、株式会社文化放送、株式会社セントラルミュージック、株式会社角川書店の6社と共同で育成シミュレーションゲームソフト「エーベルージュ」をコアとするメディアミックス事業を展開することで合意いたしました。この共同事業を「エーベルージュ」の物語が描かれている神秘の世界を持つ星「ワーランド」の名にちなんで「ワーランド・プロジェクト」として発足いたします。

●「ワーランド・プロジェクト」設立の経緯

ゲームソフト「エーベルージュ」シリーズは、まず、富士通のパソコン版(Windows版,Mac版)の発売をかわきりに、タカラによってテレビゲーム版(プレイステーション版& セガ・サターン版)に移植され、ファンを拡大しました。販売実績でも、パソコン版が累計約3万5千本(96年7月「エーベルージュ」と97年9月「エーベルージュ・スペシャル」の合計)、テレビゲーム版が累計約10万本というヒット商品となっています。
このゲームソフト「エーベルージュ」シリーズを中心としたゲームソフト事業を核に各種キャラクタービジネスとして拡大・発展させるために、多面的なメディアミックスを中心とした展開とさまざまな商品化を目指して、関係各社は共同で「ワーランド・プロジェクト」を設立いたしました。
●「ワーランド・プロジェクト」の事業展開
[ゲームソフト「エーベルージュ」シリーズの展開]

富士通とタカラはゲームソフト「エーベルージュ」シリーズをさらに拡充していきます。富士通はシリーズ第3弾として、3月6日にパソコン版「エーベルージュ2」(Windows版)を、タカラは7月にテレビゲーム版「エーベルージュ・スペシャル」(プレイステーション版&セガ・サターン版)を発売する予定です。

[ 多面的メディアミックスと新たな事業展開]

富士通、アスキー、文化放送、セントラルミュージック、ユーメックス、角川書店の6社は、文化放送で放送中のラジオ番組「三石琴乃のエーベルージュ伝説」から生まれ、好評を博したラジオドラマ「トリフェルズ魔法学園物語」を中心とした、さらなるメディアミックス展開を図っていきます。
この事業ではドラマを原作としたテレビゲームソフト、ドラマCDの発売、マンガ連載などを予定しています。テレビゲームは今秋9月にアスキーから「トリフェルズ魔法学園」(仮称)を、ラジオ番組の主題歌やドラマCDはユーメックスで制作し、この2月より順次東芝EMIより発売される予定です。また、マンガはこの春から角川書店の月刊誌「ドラゴンジュニア」での連載が始ります。

このように、事業を多面的に展開することによってワーランドの世界の広がりをさらに追及していく計画となっています。

●「ワーランド・プロジェクト」の主なプロダクト
●『東京ゲームショウ '98 Spring』での共同プロモーション展開
「ワーランド・プロジェクト」では、プロジェクト構成各社による共同プロモーションとして、来る 3月20日〜22日「東京ゲームショウ '98」(幕張メッセ)において、出展ブースを巡回するスタンプラリーなど、各種のプロモーションを展開する計画です。詳細については、今後決定次第ご案内いたします。

以上


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