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1997-0161
平成9年9月2日
富士通株式会社

データウェアハウス市場へ新製品とトータルソリューションを提供

〜 戦略と戦術データマイニングを行うソフトウェア製品群を提供 〜

当社はこのほど、データウェアハウス市場へ戦略と戦術のデータマイニング(*1)を行うソフトウェアを開発・提供し、昨年6月に発表したOLAP(*2)製品の機能拡張と販売強化をすることで、データウェアハウスのトータルソリューションを実現いたします。

今まで企業に蓄積されてきた情報は、近年の市場構造の変化により、企業戦略と意志決定のための情報として分析・調査が行われるようになりました。 その情報は、データウェアハウスと呼ばれる巨大なデータベースに蓄積され、高度な統計・数学技法を用いて調査(データマイニング)したり、分析の視点を利用者自身が設定する(OLAP:オーラップ、OnLine Analytical Processing)ことで、新しい傾向・パターン・相関関係を発見し、経営のスピードアップ・企業情報の戦略的な活用・経営資源の選択と集中 (例えば、商品の在庫回転率・ダイレクトメールのヒット率の向上、顧客の囲い込みなど) に利用されています。

  1. データマイニングを行うソフトウェアの提供
    米国では1996年から1997年にかけて、日本では1997年末から本格的な使用が予想されるデータマイニングにおいて、全社的な意思決定を支援する戦略的データマイニング製品:KDMINER(仮称)を1998年2月より、部門での短期的な意思決定を支援する戦術的データマイニング製品:SymfoWARE VisualMiner(シンフォウェア ビジュアルマイナー)、SymfoWARE MiningServer(シンフォウェア マイニングサーバ)を本日より販売開始いたします。

  2. OLAP製品の機能拡張
    当社のOLAP製品: SymfoWARE Navigator(シンフォウェア ナビゲータ)と、企業のコミュニケーション基盤となるグループウェア製品:TeamWAREを融合させることで、全社と部門が分析した視点を共有し、迅速で精度の高い分析が行えます。 さらに、インターネット/イントラネットおよびモバイル環境、他社データベース、さまざまなハードウェア環境(PCサーバ/オフコン/UNIXサーバ/汎用機)に対応することで、データウェアハウスのトータルソリューションを実現します。

  3. OLAP製品の販売強化
    当社のデータウェアハウスソリューションを多くのお客様に使っていただき、ソフトベンダーとの協調ビジネスを推進するために、NTTインターネット株式会社殿の「データコンビニエンス」をはじめとした、数社へのSymfoWARE Navigatorのライセンス供与を開始します。
    「小規模用に特化したデータウェアハウス構築サービスである当社の『データコンビニエンス』に最適なツールとして、コンピュータに馴染みのない人でも容易に操作・活用できるSymfoWARE NavigatorをOLAPツールの中から選択いたしました。 この分野でも先進的な富士通と、信頼性のあるパートナーシップを持ってビジネスを進められる事を心強く思います。」と、NTTインターネット株式会社 代表取締役社長 戸田晃二氏は述べています。

当社は、データウェアハウスの本格的な運用時代を迎え、目的に応じたデータベース・業務に応じたフロントエンドツール・使い易さ・性能と、多様化・高度化していくデータウェアハウスに対するニーズに、今後も対応していきます。
加えて、今後データウェアハウス関連サービスを充実するとともに、国内で受け入れられたこれらの商品を海外マーケットへ展開していく予定です。

[SymfoWARE VisualMinerとSymfoWARE MiningServerの製品概要]

SymfoWARE VisualMinerは、パラレルコーディネーション技術(*3)を適用して多次元データをビジュアルに表示し、簡単なマウス操作で全体の傾向や特徴を直観的に分析することができます。 Excelと連携した手軽な分析、SymfoWARE Navigator、SymfoWARE Mining Serverと連動してOLAPと融合した戦術的データマイニングが行えます。
SymfoWARE Mining Serverは、大規模なデータを高速にデータマイニングするためのサーバエンジンです。

製品の価格、および出荷時期と販売目標は以下の通りです。

SymfoWARE VisualMiner(Windows95版)
3万円(税別)、Microsoft Excel連携版は1997年10月から、SymfoWARE MiningServer連携版は1998年1月から、今後3年間の販売目標は100,000本です。

SymfoWARE MiningServer(WindowsNT版)
180万円(税別)、1998年 1月から、今後3年間の販売目標は2,000本です。

[KDMINERの製品概要]

KDMINERは、データマイニングにおける主要機能を網羅した大容量データ高速分析システムです。 分析エンジンを機能ごとに部品化しているため、各機能単位で独立運用も可能なフレキシブルなシステムです。 付属のAPIライブラリを利用することにより、各機能ごとのデータマイニングをユーザアプリケーションに組み込むことができ、個別の分析機能をアプリケーション上で実現できます。 1998年第1四半期から出荷予定で、価格は未定です。

[SymfoWARE Navigatorの機能拡張の概要]

さまざまなプラットフォーム、データベース、フロントエンドツールが存在する全社規模のデータウェアハウスを構築するために、SymfoWARE Navigatorを以下のように機能追加するとともに関連オプション製品を提供いたします。

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データウェアハウスとグループウェアのシナジーによるトータルソリューション
全社的な意思決定を担当する全社スタッフと、部門の戦術を策定する部門スタッフが、TeamWAREでコミュニケーション環境を構築し、互いにOLAP環境を持つことにより、最新情報を共有し、迅速かつ精度の高い分析が実現できます。

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インターネット/イントラネットおよびモバイル環境への対応
外出が多い営業部門に必要な在庫や顧客情報をWebサーバ経由でアクセスすることにより、外出先でも最新情報を入手することができます。SFA(Sales Force Automation)の基盤としての利用が可能です。

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マルチベンダーシステムのデータウェアハウスに対応
データウェアハウスの分析対象データベースソフトウェアとして、ORACLEに加え、Microsoft SQLServer、Sybase、INFORMIXの他社RDBMSをサポートし、かつ、連携できるフロントエンドツールを拡大し、BusinessObjectsとの連携機能も追加いたします。

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PCサーバからメインフレームまでフルサポート
Windows NT、UNIXサーバに加え、当社メインフレームGS/Mシリーズに「SymfoWARE Navigator」を、提供いたします。これにより、基幹システムに蓄えられたデータを高レスポンスで分析できます。 また、新規に専用サーバを設ける必要がなく、既存環境でのOLAP環境の構築が可能です。

[添付資料]

データウェアハウス関連製品の税別価格と出荷時期

*1データマイニング
企業活動から発生する、多様で大量のデータを、統計・数学技法を用いて調査することにより、自動的に有益な、新しい傾向・パターン・相関関係などを発見する処理です。

*2OLAP
多様で大量なデータの分析視点を、利用者自身が多次元設定することで、有益な、新しい傾向・パターン・相関関係などを発見する処理です。

*3パラレルコーディネーション技術
多次元データをグラフィカルに表示する技術。 多次元の軸を平行に配置してその間を線で結び、軸の並びを変更したり、範囲を絞ったりして関連性を導き出す技術です。

以上


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