[ PRESS RELEASE ] |
1997-0235 平成9年11月4日 富士通株式会社 |
当社はこのほど、FMVシリーズの企業用途向けのラインアップを一新し、ミドルタワー型及びデスクトップ型9機種を提供いたします。
さらに、「FMV-5200NetPC」1機種も開発し、計10機種147タイプを本日より販売開始いたします。
今回の新機種は、Pentium(R) IIプロセッサ搭載機のラインアップを拡充(9機種中6機種提供)しているほか、ハードウェア設計のガイドライン「PC97,PC98」(注1)への対応/ハードディスクやメモリの高速化等、最新技術の導入をおこない、プライスパフォーマンスをさらに向上しております。
また、全機種にクライアントの資産管理や障害監視をリモートで可能とする「Intel LANDesk(R) Client Manager」(注2)を標準添付するとともに、各クライアントの電源の投入をシステム管理者がリモートでおこなえる「Wakeup on LAN」(注3)機能も標準で搭載し、クライアントサーバのシステム管理者の負荷軽減/運用コスト低減を実現いたします。
さらに、「FMV-5200NetPC」は、Microsoft社及びIntel社が策定したNetPCのガイドライン『Network PC System Design Guidelines V1.0』に準拠(FDD/CD-ROMレス、シールド可能筐体)し、運用管理コストを大幅に低減させることができます。
また、省スペースながら高速CPUを搭載することにより、エンドユーザは快適な Windows環境で業務をおこなうことができます。
なお、今回より、ミドルタワー型及びデスクトップ型のPentium(R) IIプロセッサ搭載機はお客様の注文仕様にあわせて提供するカスタムメイド対応をおこないます。
メモリ/ハードディスク/OS/キーボード等の組合せの中から選べるため、システム規模/予算に合った最適なシステム構築が可能になります。
【新商品の特長】
□ | 4機種56タイプを提供 プライスパフォーマンスに優れた「AMD-K6 MMXエンハンスト・プロセッサ(166MHz)」搭載のエントリーモデルからクロック周波数266MHzのPentium(R) IIプロセッサを搭載した最上位機まで4機種を用意。 Pentium(R) IIプロセッサ搭載の上位2機種については、カスタムメイド対応をおこなっており、48タイプの中からお客様のお好みに応じた選択が可能です。 |
□ | 高性能の実現 高速メモリ『SDRAM』(注4)や『Ultra DMA/33』(注5)対応ハードディスクを標準搭載しているほか、Pentium(R) IIプロセッサ搭載機では、CPUの性能をフルに引き出す最新のチップセット『Intel 440LX AGPset』及びグラフィックアクセラレータ専用バス『AGP』(注6)に対応した高速グラフィックアクセラレータを搭載しており、処理速度の高速化を実現しております。 |
「FMV-6300T7A/6300T7/6266T7/6233T7/5233T7M」
□ | 5機種90タイプを提供 Intel社の最高速CPU、クロック周波数300MHzのPentium(R) IIプロセッサを搭載した6300T7A/T7をはじめ、5機種を用意。 上位4機種についてはカスタムメイド対応をおこなっており、88タイプの中からお客様のお好みに応じた選択が可能です。 |
□ | 高性能の実現 高速メモリ『SDRAM』(注4)や『Ultra DMA/33』(注5)対応ハードディスクを標準搭載しているほか、Pentium(R) IIプロセッサ搭載機では、CPUの性能をフルに引き出す最新のチップセット『Intel 440LX AGPset』及びグラフィックアクセラレータ専用バス『AGP』(注6)に対応した高速グラフィックカードを搭載しております。 特に6300T7Aは2CPUまでアップグレードできるほか、高速データ転送を実現した『Ultra-Wide SCSI対応』(注7)のハードディスクを標準搭載しております。 |
□ | ネットワークへの対応 100BASE-TX対応のPCI-LANインタフェースを標準装備(オンボード)。 「Wakeup on LAN」(注3)対応設計のため、LAN上の他のパソコンからリモートによる電源投入が可能です。 また、インターネットの最新ブラウザとして『Microsoft(R) Internet Explorer 4.0』を標準装備。インターネット/イントラネット接続を容易におこなうことができます。(Windows95モデルはプレインストールして提供) |
□ | 高信頼性の実現 データの信頼性を向上する『ECC』(注8)対応メモリを搭載しているほか効率的なデスクトップ管理を実現し、信頼性を向上させる『Intel LANDesk(R) Client Manager』(注2)を標準添付しております。 |
□ | ハードウェア設計のガイドライン『PC97,PC98』(注1)に対応 国際標準のAT互換機として、Windows(R)95やWindows NT(R) 4.0 および次世代OSを快適に動作させるハードウェア設計のガイドライン「PC97」に完全対応し、「PC98システムデザイン」に対応した機能も先取りしております。 |
□ | TCO(Total Cost of Ownership) 低減に向けた業界標準仕様に準拠 Microsoft社及びIntel社が策定したNetPCのガイドライン『Network PC System Design Guidelines V1.0』に準拠。 |
□ | クライアント管理ツール 「Microsoft(R) Zero Administration Kit for Windows NT(R) Workstation 4.0(ZAK)」を標準添付 WindowsNT4.0上で、クライアントのパソコン管理をおこなうためのソフト「ZAK」を標準添付しております。 |
□ | クライアント環境を一元管理 FDD/CD-ROMレスでシールドケースのため、システム管理者以外のアプリケーション/データのインストール及び、システム設定の変更を防ぐことができます。 |
□ | 高性能の実現 クロック周波数200MHzのMMX(R) Pentium(R)プロセッサ/高速メモリ等を採 用しており、快適なWindows操作環境を実現いたします。 |
□ | 6機種136タイプを提供 拡張性に対する要求が高いPentium(R) IIプロセッサ搭載機種でお客様の注文仕様にあわせて提供する「カスタムメイド対応」を実施。 1枚目のメモリ/1台目のハードディスク/プレインストールOS等を選択肢の中から選ぶことができるため、最適なシステム構築が可能です。 |
□ | 新機種の発表にあわせ、モバイル環境での運用に適したミドルウェア製品「SuperMobile V1.1」等を新規に提供いたします。 |
【提供開始時期】 | 平成9年11月中旬より順次 |
【新ラインアップ】
[Windows95プレインストール(キーボード付き,CRT別売)の本体価格(税別)]
□デスクトップ型【横置き,4ベイ/4スロット】
□ミドルタワー型【縦置き,6ベイ/6スロット】
□NetPC【縦置き】
以 上
●商品情報
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【登録商標】
(C)1996 Microsoft Corporation. All rights reserved.
(C)1997 Microsoft Corporation and Intel Corporation. All rights reserved.
(C)1997 Compaq Computer Corporation,Dell Computer Corporation,Hewlett Packard Company,Intel Corporation and Microsoft Corporation. All rights reserved.
(注1) | 「PC97」「PC98」 「PC97ハードウェアデザインガイド」及び「PC98システムデザインガイド」の略。WindowsOS を最適に利用できるハードウェアの設計を目的として、Microsoft社及びベンダー各社が共同で作成し提示した "パソコンの推奨仕様" |
(注2) | 「Intel LANDesk(R) Client Manager」 Windows 95/WindowsNT上で、 ハードディスクや電源,ファン等を監視。 5200NetPCは「3.1J」を、その他の機種は「3.0J」を添付。 |
(注3) | 「Wakeup on LAN」 手元のパソコンからLAN上の別のパソコン(電源OFF状態)をリモートコントロールで、パワーONできる機能。 |
(注4) | 「SDRAM(Synchronous DRAM)」 クロック周波数に同期して動作し、高速なデータ転送速度を実現したメモリ。 |
(注5) | 「Ultra DMA/33」 IDEハードディスクの最新の転送方式。従来のハードディスクに比べ、約2倍の最大転送速度(33.3MB/秒)を実現。 (6300T7Aを除くPentium IIプロセッサ搭載機のみ対応) |
(注6) | 「AGP」(Accelerated Graphics Port) Intel社が発表したグラフィックアクセラレータとメインメモリ間の専用バス。 最大533MB/秒のデータ転送速度を実現。 |
(注7) | 「Ultra-Wide SCSI」 SCSIの仕様のひとつ。データ転送のバス幅の拡大とデータ転送速度の高速化により、40MB/秒の最大転送速度を実現。 |
(注8) | 「ECC」 Error Checking and Correcting の略。メモリでデータに1ビットエラーが生じた場合に、データの復元を自動的におこなう機能。 |