[PRESS RELEASE]

平成9年5月9日
インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション
富士通株式会社

IBMと富士通 米国仲裁協会(AAA)における仲裁終了に合意

本日、インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション(IBM)と富士通株式会社(富士通)は、「インターナショナル・ビジネス・マシーンズ・コーポレーション対富士通株式会社」ケース番号13T-117-0636-85として米国仲裁協会(AAA)商事仲裁法廷において継続していた仲裁を終了させることに合意しましたので発表いたします。

1985年中頃、両社は、米国仲裁協会および日本商事仲裁協会に対し、両社が1983年に締結した契約に関わる紛争に関して仲裁の申し立てを行いました。
1987年5月に、両社は、特定のメインフレーム・オペレーティング・システム・ソフトウェアに関する紛争を、2002年11月29日までの間、ロバート H.マヌーキン教授とジョン L.ジョーンズからなるAAAのパネルに付託することを合意しました。
1987年9月、仲裁人は、一方の当事者がシステム・ソフトウェアの開発を目的として他方の当事者のメインフレーム・オペレーティング・システム・ソフトウェアを使用する場合はすべて、セキュアドファシリティ制度という枠組みを適用するという命令を発し、それを公表しました。
仲裁を終了させるという両社の合意は、紛争を仲裁によって解決するという両社の義務をなくし、両社を通常のビジネス関係に戻すものです。

仲裁が終了したことにより、IBMと富士通は、両社の顧客のニーズに応えるために相互に有益なビジネスの機会を、21世紀に向けて切り開いていけるものと考えています。

この機会をかりまして、IBMと富士通は、マヌーキン教授とジョーンズ氏、ならびにそのスタッフが仲裁を通して払われた努力に対して感謝の意を表したいと思います。

以 上


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