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平成8年8月1日
富士通株式会社
Windows95上で、Macintoshデータを読み書きするソフトウェア

Windows95版「RINGOWIN(リンゴウィン) V2.0」を発売

- FMV DESKPOWER添付のソフトウェアを単体でも発売 -

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当社はこのほど、Windows95パソコンで、Macintoshパソコン用の記録媒体を読み書きできるようにするソフトウェア「RINGOWIN V2.0」を開発し、当社ならびに富士通ミドルウェア株式会社(代表取締役社長:渡邊 直昭 本社:神奈川県横浜市)より、平成8年8月21日から販売を開始いたします。

現在のパソコンには、フロッピィディスク・光磁気ディスク(MO)・CD-ROMなどのデータ記録媒体が広く普及しています。媒体の外形や特性などの仕様は明確になっていますが、データの記録方式がオペレーティングシステムごとに異なっているのが現実です。
とくに、Windowsパソコンとアップル社Macintoshパソコンでは、この記録方式の違いにより、それぞれで作成したデータやコンテンツを互いに利用できず、データの変換には、専門的知識や設備が必要でした。
これを解決するため、当社は昨年、Windows 3.1上でMacintosh用記憶媒体を直接利用できるソフトウェア「RINGOWIN V1.2」を世界で初めて開発し、95年7月の発売以来累積2万7千本を出荷いたしました。
今回の新商品は、これをWindows95でも動作可能とし、かつ機能アップした「RINGOWIN V2.0」です。当製品は、「FMV DESKPOWER TS MOモデル」に添付してすでに出荷しておりますが、より多くの方々にご利用いただけるよう、ソフトウェア単体でも発売するものです。

【RINGOWIN V2.0の主な新機能】

  1. Windows95のロングファイルネームに対応
  2. 大容量540MB/640MBの光磁気ディスク(MO)に対応
  3. Macintosh 1.44MB フロッピィディスクに対応
  4. 高速なディスクフォーマットとデータ転送

【提供商品】
(1)FD版(3.5インチ 2DD) 平成8年8月21日より販売
(2)MO版(128MB MO) 平成8年9月初旬より販売

【標準価格】 9,800円(FD版/MO版とも。税別)
【販売目標】3万本/1年間(FD版/MO版合わせて)

【RINGOWIN V2.0 主な機能強化点】

  1. 取り扱える媒体の強化
    1. Windows用媒体
      ・CD-ROM
      ・光磁気ディスク(128MB/230MBに加え、540MB/640MBを新規サポート)
      ・フロッピィディスク(720KB/1.2MB/1.44MB)

    2. Macintosh用媒体
      ・CD-ROM
      ・光磁気ディスク(128MB/230MBに加え、540MB/640MBを新規サポート)
      ・フロッピィディスクを新規サポート(1.44MBフォーマット)

  2. 高速ディスクフォーマット機能
    光磁気ディスク(128MB/230MB/540MB/640MB)やフロッピィディスク(1.44MB)を、Macintosh形式またはMS-DOS形式に高速でフォーマットできます。

  3. ディスクアクセス速度の向上
    640MBの光磁気ディスクをMacintosh形式にフォーマットする時、使用時のアクセスが高速になるように最適化します。

  4. ロングファイルネームサポート(Windows95で動作させるとき)
    Macintosh用の長いファイル名のまま、Windows用に転送できます。

【動作環境】
Microsoft(R) Windows(R)95 Operating System
Microsoft(R) Windows(R)3.1 Operating System

製品情報
以 上

*Windows95の正式名は、Microsoft Windows95 Operating System です。
*Microsoft および Windowsは、米国 Microsoft Corporationの米国、およびその他の国における登録商標です。
*商品名は、一般に各社の商標または登録商標です。


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