富士通グループ統合レポート2017

富士通グループの概要

メッセージ

ビジネスモデル変革の進捗

サステナビリティマネジメント

地球社会・デジタル社会の双方で、富士通を取り巻くビジネス環境は大きく変化しています。その変化を敏感に捉え、企業としての持続性を高めていくためには、より多くのステークホルダーの声に耳を傾け、自らの変革につなげていくことが必要です。このセクションでは、その概略をご紹介します。

環境・CSR担当役員からのメッセージ

執行役員専務 佐々木 伸彦 CSO グローバル戦略、グローバルマーケティング、コーポレートコミュニケーション、環境・CSR担当

お客様や社会の発展を起点に社内外の資本強化への循環を生み出し、
持続的な成長を目指していく。
執行役員専務
佐々木 伸彦
CSO グローバル戦略、グローバルマーケティング、コーポレートコミュニケーション、環境・CSR担当

人材マネジメント

富士通グループの最も重要な資産は人材です。私たちは、社員一人ひとりが可能性を最大限に発揮し、自己の成長を実現することが大切と考えており、様々な個性や考え方を尊重・受容し、一人ひとりがいきいきと活躍できる環境づくりを目指しています。

リスクマネジメント

富士通グループは、グローバルなICT事業活動を通じて、企業価値を持続的に向上させ、お客様や地域社会をはじめとするすべてのステークホルダーの皆様に貢献することを目指しています。この目的の達成に影響を及ぼす様々なリスクを適切に把握し、その未然防止および発生時の影響最小化と再発防止を経営における重要な課題と位置付けています。そのうえで、グループ全体のリスクマネジメントおよびコンプライアンスの体制を構築し、その実践を推進するとともに継続的に改善しています。

コンプライアンス

富士通グループでは、リスク・コンプライアンス委員会がグループ全体のコンプライアンスをグローバルに統括しています。当委員会では、Chief Risk Management & Compliance Officer(CRCO)を任命し、コンプライアンスに関する方針や決定の実行にあたらせるとともに、グローバルコンプライアンスプログラム(GCP)を整備し、リージョン・リスク・コンプライアンス委員会とも連携することで、グループ全体での FUJITSU Way「行動規範」の認知度向上とその遵守を図っています。

情報セキュリティ

富士通グループでは、ICTを事業の根幹としていることに鑑み、グループ全体の情報セキュリティを確保しながら、製品およびサービスを通じてお客様の情報セキュリティの確保・向上に積極的に努めることにより、「FUJITSU Way」の企業理念に掲げる「快適で安心できるネットワーク社会づくり」に貢献しています。

富士通グループのCSR

富士通グループのCSRは、「FUJITSU Way」の実践です。すべての事業活動において、マルチステークホルダーの期待と要請を踏まえ「FUJITSU Way」を実践することにより、地球と社会の持続可能な発展に貢献します。CSRの実践にあたっては、富士通グループCSR基本方針の5つの課題に重点的に取り組み、これらの課題への対応を通して、グローバルICT企業として責任ある経営を推進します。

SDGsへの取り組み

2030年までの世界のマスタープランともいえる持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)。ICT はその特性から17の目標すべてにポジティブな影響を与える可能性を有します。富士通グループは、独自のICT の力を活かして、より事業への結びつきが強い目標を中心にSDGsの達成に向けた取り組みを進めています。

ステークホルダーダイアログ

富士通グループでは、様々なステークホルダーの意見を経営に活かすため、外部有識者と社内幹部によるダイアログを開催しています。SDGs達成への貢献を起点としてICT企業が認識すべき機会とリスク、グローバル経営にとって必要なブレイクスルー、そして、それらを企業の持続的な成長に向けた経営戦略にどう結び付けるかについて、活発な議論が交わされました。

コーポレートガバナンス

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