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1998年度(平成10年度) 単独および連結決算概要

(自 平成10年4月1日 至 平成11年3月31日)

平成11年5月25日
富士通株式会社

1998年度(平成10年度)決算に関する補足資料


Ⅰ. 連結

1.事業の種類別セグメント情報

(単位:億円)

  97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)



 
国内
海外
外部顧客に対する売上高計
セグメント間の内部売上高

営業利益
(営業利益率)
5,444
2,548
7,992
124
8,117
1,009
(12.4%)
3,961
2,848
6,810
107
6,918
156
(2.3%)
-27.2
11.8
-14.8
-13.6
-14.8
-84.5

4,200
3,200
7,400
100
7,500
550
(7.3%)
6.0
12.3
8.7
-7.1
8.4
251.3






国内
海外
外部顧客に対する売上高計
セグメント間の内部売上高

営業利益
(営業利益率)
11,289
5,594
16,884
2,460
19,344
499
(2.6%)
10,748
7,265
18,014
3,006
21,020
940
(4.5%)
-4.8
29.9
6.7
22.2
8.7
88.4

10,950
7,950
18,900
3,300
22,200
1,000
(4.5%)
1.9
9.4
4.9
9.8
5.6
6.3








|



 
国内
海外
外部顧客に対する売上高計
セグメント間の内部売上高

営業利益
(営業利益率)
11,370
5,996
17,366
453
17,820
1,196
(6.7%)
12,607
7,738
20,345
582
20,928
1,663
(7.9%)
10.9
29.1
17.2
28.6
17.4
39.0

13,450
7,850
21,300
700
22,000
1,850
(8.4%)
6.7
1.4
4.7
20.2
5.1
11.2








国内
海外
外部顧客に対する売上高計
セグメント間の内部売上高

営業利益
(営業利益率)
2,572
2,838
5,410
1,156
6,566
-324
(-4.9%)
2,382
2,684
5,066
1,031
6,098
-833
(-13.7%)
-7.4
-5.4
-6.4
-10.8
-7.1


2,700
3,000
5,700
1,100
6,800
-100
(-1.5%)
13.3
11.8
12.5
6.6
11.5






 
国内
海外
外部顧客に対する売上高計
セグメント間の内部売上高

営業利益
(営業利益率)
1,606
592
2,199
1,274
3,474
40
(1.2%)
1,575
617
2,193
1,009
3,202
70
(2.2%)
-1.9
4.1
-0.3
-20.8
-7.8
76.4

2,600
600
3,200
1,100
4,300
100
(2.3%)
65.0
-2.8
45.9
9.0
34.3
41.7

消去/全社 売上高
営業利益
-5,469
-647
-5,737
-674


-6,300
-600





 
国内
海外
外部顧客に対する売上高計
セグメント間の内部売上高

営業利益
(営業利益率)
32,283
17,570
49,853
-
49,853
1,773
(3.6%)
31,275
21,154
52,429
-
52,429
1,322
(2.5%)
-3.1
20.4
5.2


5.2
-25.4

33,900
22,600
56,500
-
56,500
2,800
(5.0%)
8.4
6.8
7.8


7.8
111.7

2.売上高の地域別構成(仕向け先別)(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
日本 65 60 60
欧州 15 19 19
米州 12 14 14
その他 8 7 7

3.通信部門の状況

(1)売上高の構成

[1]機種別(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
交換 28 24 24
伝送 50 58 56
移動 22 18 20

[2]海外地域別(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
北米 53 61 60
アジア 29 19 12
欧州 6 7 8
海底 5 8 15
その他 7 5 5

(2)携帯電話の出荷台数

(単位:万台)
97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
出荷台数 226 151 193

4.情報処理部門の状況

(1)売上高の機種別構成(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
サーバ 25 25 22
PC関連 52 55 59
その他のハード 23 20 19

(2)パソコン

[1]地域別出荷台数

(単位:万台)
97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
日本 200 216 240
欧州 95 141 184
北米 20 22 22
アジア 5 3 4
合計 320 382 450

[2]構成比率(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
デスクトップ 60 55 53
ノートブック 40 45 47

(3)HDDの生産台数

(単位:万台)
97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
生産台数 1,260 1,820 2,500

5.ソフトウェア・サービス部門の状況

売上高の構成(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
サービス 34 40 43
ソフトウェア 18 17 16
メンテナンス 26 25 23
その他 22 18 18

6.電子デバイス部門の状況

(1)半導体生産高(ワールドワイド)

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)

(うち社内向け)
5,700
(1,100)
4,800
(800)
-16
(-27)
5,300
(800)
10
(-)

(2)半導体品種別生産比率(%)

97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
ロジック 44 52 52
フラッシュメモリ 17 17 21
DRAM 20 15 14
その他 19 16 13

(3)半導体生産能力

(単位:万個/月)
97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
フラッシュメモリ
(8M換算)
600 900 2,100
64MビットSDRAM 300 330 250
128MビットSDRAM - - 90

(4)設備投資の内訳

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)
連結設備投資計 2,056 979 -52 900 -8
うち半導体 1,753 804 -54 650 -19
うちPDP 79 47 -41 80 70
うちLCD 85 6 -93 30 400

7.研究開発費

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)
  3,871 3,950 2.0 4,150 5.0
売上高比 7.8 7.5 - 7.3 -

8.設備投資・減価償却費

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)
通信 466 412 -11.5 400 -3.0
情報処理 893 799 -10.6 1,050 31.4
ソフトウェア・サービス 653 489 -25.2 750 53.5
電子デバイス
(うち半導体)
2,056
(1,753)
979
(804)
-52.4
(-54.2)
900
(650)
-8.1
(-19.1)
その他 106 96 -9.2 100 3.5
全社共通※ 183 113 -38.2 150 32.4
設備投資合計 4,357 2,888 -33.7 3,350 16.0
国内 2,988 2,070 -30.7 2,250 8.7
海外 1,369 818 -40.2 1,100 34.4
減価償却費 2,952 3,341 13.1 3,350 0.3

※親会社の一般管理部門、共同研究等のセグメント配賦不能な設備投資額

9.為替レート(ドル)

97年度(実績) 98年度(実績)
期中平均レート 123円 128円

上期 下期
99年度業績予想前提レート 120円 110円

10.キャッシュフロー

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 99年度(予想)
総キャッシュフロー
(うち、純利益)
(〃減価償却費等)*
運転資本増減
3,600
55
3,506
-362
3,125
-136
3,508
378
5,050
800
3,850
-450
(A)営業キャッシュフロー 3,238 3,503 4,600
(B)投資キャッシュフロー -5,022 -3,593 -4,400
(C)フリーキャッシュフロー(A)+(B) -1,784 -90 200
(D)財務キャッシュフロー 1,546 691 -200
(D)キャッシュフロー計(C)+(D) -238 601 0

*:連結調整勘定償却費を含む

Ⅱ. 単独

1.売上高の状況

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)
通信 6,457 5,180 -19.8 5,800 12.0
国内
輸出
5,146
1,311
3,629
1,551
-29.5
18.3
3,850
1,950
6.1
25.7
情報処理 14,568 14,983 2.8 15,600 4.1
国内
輸出
11,533
3,035
11,167
3,815
-3.2
25.7
11,300
4,300
1.2
12.7
ソフトウェア・サービス 8,278 9,272 12.0 9,350 0.8
国内
輸出
8,169
108
9,145
126
11.9
16.6
9,250
100
1.1
-21.2
電子デバイス
(うち半導体)
2,985
(2,822)
2,475
(2,250)
-17.1
(-20.3)
2,750
(2,550)
11.1
(13.3)
国内
輸出
1,753
1,232
1,585
889
-9.6
-27.8
1,750
1,000
10.4
12.4
合計 32,290 31,911 -1.2 33,500 5.0
国内
輸出
26,602
5,688
25,528
6,383
-4.0
12.2
26,150
7,350
2.4
15.1

2.研究開発費

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)
  3,292 3,294 0.1 3,400 3.2
売上高比 10.2 10.3 - 10.1 -

3.設備投資・減価償却費

(単位:億円)
97年度(実績) 98年度(実績) 増減率(%) 99年度(予想) 増減率(%)
通信 288 185 -35.9 250 35.0
情報処理 323 336 4.0 400 18.9
ソフトウェア・サービス 245 164 -32.8 250 51.8
電子デバイス
(うち半導体)
579
(536)
244
(234)
-57.9
(-56.4)
250
(230)
2.3
(-1.7)
全社共通※ 143 74 -47.9 100 33.7
設備投資合計 1,580 1,005 -36.4 1,250 24.3
減価償却費 1,412 1,298 -8.0 1,200 -7.6

※一般管理部門等、配賦不能な設備投資額

(ご参考)

Ⅲ. 環境会計

当社は、1998年度より、環境保全に関わる費用と効果を定量的に把握し、環境投資と効果を評価する「環境会計制度」を導入しました。この制度の導入は、利害関係者に対する情報開示や効率的投資、長期的視野により、環境対策を継続して行うという企業姿勢の表明を目的としております。

1.費用対効果の推移

(単位:億円)
96年度 97年度 98年度 99年度(予測)
費用 効果 費用 効果 費用 効果 費用 効果
富士通 76 63 79 83 79 98 85 110
主要子会社 - - - - 68 84 70 90
合計 76 63 79 83 147 182 155 200

分類方法: 費用
効果
環境庁
富士通
「環境保存コストの把握及び公表に関するガイドライン」に準する。
「環境会計ガイドライン」に準ずる。

2.98年度実績の内訳

(単位:億円)
項目 98年度実績
富士通 主要子会社 合計

(1)直接的費用 生産活動を確保するための環境保全活動費用
(環境設備導入・維持費用等)
42 36 78
(2)間接的費用 環境推進活動費用(人件費)、EMS認証取得、維持費用 11 15 26
(3)省エネ費用 省エネ対策費用 8 1 9
(4)リサイクル費用 製品の回収、再商品化
廃棄物処理費用
2
8
2
8
4
16
(5)研究開発費用 環境配慮型製品と環境対応技術開発費 1 2 3
(6)社会的取組費用 緑化推進、環境報告書作成、環境宣伝等の費用 2 3 5
(7)その他 土壌汚染の修復、ダイオキシン対策等の環境リスク対応費用 5 1 6
79 68 147

(1)生産支援のための環境保全活動 生産活動により得られる付加価値のうち、環境保全活動の寄与分*1 38 20 58
(2)工場省エネ費用 電力、油、ガス使用量減に伴う費用削減額 6 3 9
(3)リサイクル活動 廃製品リサイクルによる有価品/リユース品の売却額
廃棄物減量化によるコストダウン額
5
1
33
2
38
3
(4)リスクマネジメント 地下水汚染、ダイオキシン対策による住民補償、
保険費用の回避額
法規制不遵守による事業所操業ロス回避額*2
18
 
9
14
 
5
32
 
14
(5)環境ビジネス活動 環境ビジネス製品(化学物質環境安全データシート管理システム、環境常時監視システム等)販売貢献額 5 2 7
(6)環境活動の効率化 ペーパーレス効果、管理システム活用によるコストダウン額等 13 3 16
(7)環境教育活動 環境ISO構築コンサルタント、監査員教育等の社内教育効果額 3 2 5
98 84 182

*1 生産活動により得られる製品の付加価値を、その事業所の環境保全活動の割合から寄与分として算出
*2 リスクが発生したと仮定した場合のリスク回避見積額

以上